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外務大臣の中国訪問を前に、金子容子さん救出支援会が再び陳情した
2002年9月6日、超党派議員連盟の会長牧野議員ら三名と、金子容子さんの夫の篤志さん、及び金子容子さん救出支援会代表が、日本外務省の植竹繁雄副大臣及び中国事務担当の役員と会談した。植竹繁雄外務副大臣は金子容子さんの事件に関して重大な関心を示し、適切な時期に金子容子さんを早く釈放するよう中国と交渉すると表明した。

中央社9月10日、海外の世論と国際社会の圧力の下で、カナダ永住権を持つ呉艶霞の妹である呉艶英氏は、今月上旬に中国当局に期限より早めに釈放された。これは緊急救援活動が行われて以来、初めて救われた法輪功学習者である。法輪大法インフォ・センターによると、今年7月上旬から、カナダ法輪功学習者は、中国大陸で不法監禁された法輪功学習者の救援キャンペーンを発起した。現在中国大陸で不法監禁されている15名のカナダ住民の親族の救出について、カナダ各界政府と人民に援助を求めた。呉艶霞氏は、この成果はカナダ政府と人民からの支持の結果であると言った。また、法輪大法インフォ・センターによると、呉艶霞の弟である呉占忠氏は依然として監禁されているという。これまで、カナダ政府と人民の支持と努力により釈放された法輪功学習者は、合計4名となった。

イングランド外交部は新しく就任した大使に法輪功問題を申し入れた
今年の8月、イングランド外交及び連邦事務大臣タンニス・マカシン博士はロンドンで、新しく就任したイングランド駐在の中国大使と会談し、法輪功問題に言及した。

中国政府は法輪功への迫害を海外へ持ち込み、最近ロンドン中国大使館が、国会議員の中で法輪功を誹謗する資料を配り、反感を巻き起こした。今年の7月、47名の議員が1320動議に署名し、中国大使館の法輪功への誹謗等に対し批判した。また、数ヶ月前、ある生後21ヶ月の子供が身元証明の登録を拒否された。その理由は彼の母親が法輪功の学習者だということである。これに対し、62名の議員が連名で呼びかけ、結局議員らの助けで、子供はパスポートを取得した。

しかし、中国大使館からのかく乱は未だに続いている。同上のマカシン博士は「中国大使館の行為は、国際民事及び政治権利の公約に違反している。大使館の関係者と会談する際、法輪功学習者の境遇を主な議題とする」と表明した。

法輪功学習者は9月4日、ネバダ州ラスベガス市議会に招かれ、当市議会の議員に法輪功の真実、及び現在中国で発生している法輪功学習者への迫害を紹介した。同時に、駐アメリカ中国大使館のネバダ各級政府に、法輪功を中傷する資料を配っていることを暴き出した。この行為は厳重に法輪功学習者の信仰の自由を侵害していると強調した。また、当議会の実況は当日の番組で放送された。

テキサス州の法輪功学習者は当地の議員に手紙を送り、中国当局の法輪功への迫害に関心を持ち、共にこの反人類、反人間的な罪悪を制止するよう呼びかけた。手紙は江沢民氏の中国での恐ろしい行為を羅列しただけでなく、同時にこの罪悪の行為をアメリカ、アイスランドなどの民主国家に延ばしていることをも暴き出した。江沢民氏がヒューストンとテキサスを訪問する際に、彼のこの反人類、反人間的な罪悪と善良な人々を迫害する行為を譴責するよう要請した。また、手紙では、人道的な見地から法輪功を修煉したため16年の懲役刑を言い渡された、テキサス大学留学生の王暁丹の父親である、王志文氏の救出を要請した。

欧州議会議員ジャクソン博士は香港特別行政区政府に書簡を送り、法輪功学習者の香港で受けた不公平な境遇に関心を表し、英国政府は香港政府の対処に失望の意を示した。そして、今回の誣告事件について再度の調査を要請した。

カンボジア野党リーダーは、カンボジア政府が中国籍の国連難民を送還したことを非難した
2002年9月5日、アメリカワシントンD.Cの上院ビルの中で、アメリカ伝統基金会及びIRI(国際共和学院)が、カンボジアの野党リーダーとHon. Sam Rainsy議員に"Heritage Freedom Award"(伝統自由奨)を授与した。

Sam Rainsyさんは受賞発言の中で、カンボジア政府が中国籍の国連難民(法輪功学習者)を送還した件に言及し、政府としてこのような行為は国連の難民権利を保護するという契約に背き、かつ非合法であり、“中国政府の歓心を買おう”としている、と強調した。また、これからはこのようなことが再発することを防止するよう、カンボジア政府に具申すると表明した。

また、彼の妻も発言の中で、「法輪功は政治的な目的はない!迫害は間違っている!“真、善、忍”が迫害を蒙ることは間違っている」との意志を表明した。

ジョージア州地方新聞紙「赤と黒」は9月6日、法輪功の国際スポークスマン張而平氏の発言を掲載した。張氏は5日午後、人性と芸術センターが主催したシンポジウムに招かれ、法輪功を紹介した。張氏は発言で、「法輪功は精神的なものが含まれているが、宗教ではない」と強調した。また張氏は、「法輪功は心理的安らぎを提唱するにもかかわらず、中国当局からの中傷や迫害を受けている」「法輪功は伝統的な道徳を回復させる効果はあるが、政治的意図は全くない。」と話した。

9月4日、オーストラリアアムネスティ・インターナショナルがコンシラン大学で法輪功のセミナーを開いた。人権及び中国の現状に興味を持つ多くの学生と教師が参加した。

2002年9月6日、オーストラリアのモアボンから100キロ以上離れたカナダ先鋒小学校では、法輪功の小弟子のアンジア(12歳)とナンシー(5歳)を招待した。この二人は学校の“心身健康日”で学生に法輪功の動作を教えた。

ミネソタ州の法輪功学習者はピクニックの機会に真相を伝え、署名を集めた。