日本明慧

バスケットボールのワールドカップ開催期間中にアメリカ・インディアナ州の法輪功学習者が中国人に真相を説明する(図がつき)

2002年9月10日 文/アメリカ・インディアナ州の学習者

初秋、アメリカ・インディアナ州の州都、インディアナポリス市ははるばる遠方からの客を迎えた。2002年バスケットボール・ワールドカップゲームは、8月29日から9月8日までここで行われる。中国チームを含む16ヶ国のチームが世界一を目指し、技を競い合う。今回、中国のバスケットボールチームは、6年ぶりの海外遠征で、初めてこの大規模な国際試合に、参加することとなったため、国内から多くの記者を派遣しただけではなく、海外の中国人ファンや華僑も大挙して集い、中国チームに声援を送った。 

インディアナ州及び隣接する州の法輪功学習者は、この機会を生かし、インディアナポリス市を訪れ、中国チームを応援すると同時に、法輪功学習者としての姿を示し、海外の華人、国内からやって来た選手、記者、及び国内の視聴者に対しても真相について説明した。

会場であるRGAドームの外で、続々と押し寄せる観客に向かい、学習者たちは「中国の仲間によろしく!」、「法輪大法は良い」、「法輪大法」などと書かれた横断幕を広げた。一部の学習者は静かに5式の功法を演じた。観客へ資料や「法輪大法は良い」、「真・善・忍」と書かれた“うちわ”を配っていた。そのうちわは、丁寧に美しく作られていたため、バスケットボールファンたちは、好感を感じたようで、RGAドームの内外で「法輪大法は良い」と書かれたうちわを持ったファンの姿が至るところに見られた。 

その他の学習者は、「法輪大法」とプリントされた黄色いTシャツを着て会場に入り、中国チームを応援すると共に、機会あるたびに、周囲の中国人に真相を説明した。ある学習者は、一部の中国人に注ぎ込まれた「法輪功の自殺、殺人」という虚言について説明した。学習者の周りの中国人は皆、真相に関する資料を受け取った。ある学習者は度々「法輪大法は良い」という看板や横断幕を掲げながら、素晴らしいプレーへ喝采を送った。 
やはり、学習者が中国チームを応援することは、邪悪な勢力の干渉を受けた。中国チームとドイツチームの試合中、場内の警官が、横断幕を掲げていた数人の学習者に、「組織委員会が黄色いTシャツを着た人が、横断幕を掲げることを中止するよう言っている」と伝えた。学習者らは、すぐ競技場内のスタッフに尋ねたが、スタッフは横断幕の内容に問題は無いと教えてくれた。直ぐに、数人の学習者は、確認のため組織委員会を訪ねた。残った学習者は、試合が終わるまで「法輪大法は良い」、「中国チーム頑張れ!」という横断幕を掲げた。 

学習者らは、報道機関へこの事を公表し、組織委員会に対し、圧力を加えた関係者らを調べてもらうように、すべきであると悟った。翌日、学習者は当地最大の新聞社の記者と面会の約束を取り、前日に発生した事件について伝えた。記者は本件を調査して、市長広報室に報告すると言った。

それから、アルジェリアとの試合を観戦していた二人の学習者は、中国中央テレビ局(CCTV)の記者から干渉を受けた。その記者は、二人の学習者に対し、今座っている席を離れるよう求め、さらにCCTVの試合中継を妨げたと公言した。むろん、学習者らはこの理不尽な要求を拒絶した。また、その記者は、「法輪大法」とプリントしたTシャツを反対に着るよう求めた。学習者に再度拒絶された後、記者は数人の警官を呼んできて、学習者の前に立たせ、警官の体で学習者を遮るようにした。しかし、数分後、警官は学習者らの平然とした態度を見て立ち去った。 

試合の期間中、インディアナ州の学習者らは、理知的に、慈悲をもって、機会あるごとに海外の華人、国内から来た記者や選手に、法輪功学習者としての姿と、法輪大法が海外で広く伝わっていることを示した。江沢民政権がいかに、虚偽を飛ばし、情報を封鎖したとしても、記者と選手達が自分の目で見たすべてを中国人民に伝えることになるであろうと信じている。

試合前に公園で煉功を行う。後方は記者の宿泊先“ヘーテーホテル” 体育館の入口付近で、横断幕を広げ5式の功法を演じる
体育館の入口付近で、横断幕を広げ5式の功法を演じる 中国チームを応援している学習者 中国チームを応援している学習者