日本明慧

メリーランドの、ある老人ホームの報道(写真付け)

文/メリーランド州法輪功学習者

【明慧ネット】メリーランド州にひとつの建物がある。それはワシントンDC華僑界の熱心な方々による、数年間の努力でやっと建てられた老人ホームである。現地にいる年寄りの華僑の面倒を見るために建てられたものだ。去年の年明けに、ホームの責任者の要請により、それぞれの年齢層の法輪功学習者が、老人のために功法の手ほどきと真相説明に行った。慣例により、毎週の活動は現地の中国語新聞で事前に通知しその後に報道することになっていた。したがって、法輪功の活動も例外ではなく、実施する前にすでに周りに知られていた。

その日の洪法活動は順調に進んでいたが、しかし、後ろの二つのテーブルに座っている老人たち(関係者ではない)は、あまり喜ばしく思っていない態度だった。ほかの人たちがまじめに聞いて、見ているのに対し、彼らは新聞を読んだり、おしゃべりをしたりしていた。質問の時間になると、その中の一人のお婆さんがわざわざ出てきて、江氏が語るように——中央テレビの虚言を言い出した。学習者たちは、焦らず、慌てずに一つ一つ解釈し説明すると、虚言は自ら破綻をきたした。事なきを得た後、ホームの責任者は学習者たちに謝罪し、また学習者の平和的な態度に感心していた。

今年の夏休みに、学習者がホームのもう一人の責任者と、あるパーティーで会った。彼はわざわざ来て、ホームは種々の原因で、どうしても園芸職人を雇ってガーデニングの世話をし整理することができなかったと言った。彼は法輪功学習者に手伝ってもらいたくて、一緒にガーデニングすることを願い出た。それからしばらくして、ホームの食堂で晩餐をご馳走すると言った。

火曜日の午後三時に、各年齢層のそれぞれ十数名の学習者がやってきた。その中には、四名の西洋人学習者や一人のインド出身の幼い学習者もいた。みんなで草を抜いたり、きれいにしたりした。強い日差しの下で気温は35度以上にものぼった。草を抜いていると、大法の音楽が流れ、中国大陸からの学習者が子供のときに故郷で農作業を手伝い、大きくなってから再び知識のある青年として農村に行き、その後法輪功を修煉しはじめた物語を語り、みんなを感動させた。三時間がすぐに過ぎ去った。ホームの責任者が食事に誘いに来るまでみんな手を止めることがなかった。老人ホームに登り眺めると、マンションの周りは一新していた。草を抜く作業をしていた時、意外にもマンションの責任者がわざわざ中国語新聞の記者を要請し、写真を撮り、インタビューを行った事に気づいた。それは再び法輪功の“真善忍”の精神を華僑などに示すこととなった。

晩餐のときに、老人ホームの住民全員が一緒に集まって来た。学習者たちはテーブルごとに分かれみんなと話しあった。一人の学習者が“普度、済世”の音楽を流すと、責任者がやってきて、“この音楽は本当にいい音楽で、人を平静にさせる”と言った。明慧学校の校長先生も早めに仕事を終わらせ、子供たちと一緒に手伝いに来た。校長先生の専門が医学だったので、老人たちはさらに多くの関係する問題を質問した。彼女はすべての質問に対し、大法の理に基づき、落ち着いて答えた。もう一人の学習者は西洋人学習者のためにずっと通訳してあげていた。しばらくすると一人のおばさんが彼に“私が見るにあなたは非常にいい人だから、法輪功もきっといいものに違いない。ぜひ法輪功はいったいどういうものなのかを教えてほしい”と言った。もう一人のおばさんはその場で功法を練習したいと要求した。

今回の活動を通し、われわれは一人一人の学習者の一つの言論や行動だけでも、大法を代表するものであると認識した。また、常人は大法を知りたいと思うと、ただ聞くだけでなく見ることも望んでいるのだと分った。条件のあるときにわれわれは力のある限り、彼らの“自分の目で見るのが確かである”という気持ちを満足させなければならない。善の力は偉大である。