ニュース速報(2002.10.05)
テキサス州の法輪功学習者がワコ市パレードに参加
10月1日午後、法輪功修煉者がテキサス州中部地方のワコ市のパレードに参加し、反響を呼んだ。
毎年10月は、テキサス州中部のワコ市(WACO)で“テキサスカウボーイ競技会”のフェスティバルが行われ、今年は第50回目にあたる。パレードの幕開けは、ワコ市の中心部から始まった。
10月1日午後5時30分、パレードはワコ市役所ビルを出発した。今回、法輪功修煉者を含む150を超える団体がパレードに参加した。二人の修煉者が“法輪大法”と書かれた旗を掲げ、後に天女に扮した女性修煉者が扇子の舞を演出したが、この美しい演出は観光客にも好評であった。黄色のTシャツを着ている修煉者が、観光客に大法の資料を配ったところ皆喜んで受け取っていた。驚いたことに、ある子どもは合掌して資料を受け取った。
10月のテキサス南部はまだ暑かったが、修煉者たちは、多くの人々がこのパレードにより大法を知ったことに、心から喜び長旅の疲れなど無かった。
海外総合
●江沢民政権によるネットの封鎖がエスカレートし、大規模なインターネットドメインの乗っ取りを行い、中国で有名なsinaネットまで影響を及ぼした
【明慧ネット】ダイナミックネットテクノロジー社は昨日、中国が空前の規模でインターネットドメイン・ネーム・サービスの乗っ取りを行ったと報道した。今回の大規模なインターネット封鎖行動において、江沢民政権がコントロールしているsinaネットなども犠牲になった。
ダイナミックネットテクノロジー社は米国の音楽界に技術サービスを提供している国際的会社である。会社のスポークマン・ドン氏は“これはネット史上最大のドメイン乗っ取り行為である。先週から、中国政府に妨害されたもので、中国人のアクセス頻度の高いネットを見ようとした人々は、すべて中国政府によって固く封じられた同一IPに誘導された。これは全中国のドメイン・ネーム・サービスでドメインの改ざんを行った結果である。”
今回のターゲットとなったネットは
今年7月、ダイナミックネットテクノロジー社が、中国に封じられた下記のネット10個を公表した。
www.renminbao.com, www.dajiyuan.com, www.bignews.org, www.creaders.com, www.rfa.org, www.internetfreedom.org, www.voanews.com, www.minghui.org, www.kanzhongguo.com, www.peacehall.com
今回、上述のネットドメインはすべて同じIP:64.33.88.161(中国大陸に封鎖された)を示すように改ざんされた。これはhttp://falundafa.ca カナダで登録された法輪功を紹介するネットである。ダイナミックネットテクノロジー社のIPも、同じく中国各地で64.33.88.161に書き換えられた。この行為は中国大陸全土に及んだが、香港とマカオは影響を受けなかった。
誰が利益を得たのか
ダイナミックドメインに偽のIPを提供したことによって、ユーザーは直接ドメイン名で上述のネットに入ることができなくなった。これによりメリットを得るのは、中国共産党政府(江沢民政権)だけであろう。
封鎖されたネットから、別の封鎖されたネットへ差し替えられることは、中国のユーザーからみれば区別はなく、一見損失があるとも言えない。差し替えられた64.33.88.161も、上述のネットにも何らメリットはない。長い間、中国共産党政府(江沢民政権)はこの手段で上述のネットを封鎖してきた。普通封鎖されたネットはある一定期間を過ぎれば、別のISP(OCNなどのインターネットサービスプロバイダー)に乗り換え、異なるIPを得て、これで中国の封鎖を突破できるが、今回のようにドメイン・ネーム・サービス上で、ドメインをすべて同じ封鎖されたIPに改ざんすることで、これらのネットは、いつまで経っても大陸のユーザーから見ることは出来ない。たとえこれらのネットがISPを変えてもこの封鎖から逃れられない。したがって、これらのネットをみようとしたユーザーは、すべて損失を蒙ることになる。
作業量はどの程度か
中国大陸にある約50の異なるISPのDNS(ドメイン・ネーム・サービス)を検査すると、すべての大陸のDNSが改ざんされたことが発見された。これは中国のすべてのISPが影響を受けたと予想できる。ハッカーにとって、これは莫大な工程だが、中国政府にとっては非常に簡単である。ただひとつの決定によって、中央システムで実施される。全封鎖行動に比べて、少し前に起きたsinaネットのサブドメインが改ざんされた事件は些細なもので、
内部のスタッフがミスを犯した可能性も否定できない。
ダイナミックネットテクノロジー社が、ホームページhttp:// www.dit-inc.us/dnsspoofing.aspを提供し、海外のユーザーは、どのドメインが中国で改ざんされているかどうかをチェックすることができる。さらに詳しい技術分析はhttp://www.dit-inc.us/hj-09-02.htmlに載せられている。
国際準則に違反
ドメイン名を正しく解析することは、インターネットが正常に作動するのには必要不可欠な環境である。インターネット専門家の間ではずっと、戦争時に、敵味方双方が自分の国のドメイン名を改ざんすることでインターネット協議をかく乱し、混乱を作るのではないかと懸念されている。
注目すべきは、10月末、インターネットドメインとアドレス管理機構(ICANN)が、上海で会議を開催する予定であり、会議の主催者は中国国際ネット協会である。このネット協会が今年の3月15日、悪名高い「中国インターネット業界自律公約」を公表し、sinaやyahoo中国を含め300のISPがサインした。
“ICANNまで中国国際ネット協会と協定するのか”インターネット研究家のワルトン氏(Greg Walton)は“中国国際ネット協会は、中国政府が情報流通を制限する重大な共犯である。もしICANNがこれに沈黙すれば、国際社会での信用を保つのは難しい”と語った。
以下は現在までに封鎖されたネットの正規のIPアドレスを列挙している。
ネット
ドメイン名
IPアドレス
明慧ネット
minghui.org; minghui.ca; minghui.cc
65.160.219.113;66.250.115.78;216.127.147.245
明慧ネット検索
search.minghui.org
64.50.71.228
明慧分類資料ネット
Package.minghui.org
64.6.180.232
明慧写真ネット
photo.minghui.org
66.250.115.77
明慧の窓
window.minghui.org
64.50.71.229
明慧マルチメディアサーバー
media.minghui.org
media1.minghui.org
216.127.147.245
209.17.95.197
明慧週末
Weekend.minghui.org
64.6.180.231
正見ネット
zhengjian.org
65.201.89.4
放光明テレビ
fgmtv.org
206.67.52.186
(from http://www.minghui.ca/mh/articles/2002/10/4/37421.html)
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