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黒龍江法輪功学習者孫継宏は北京で拉致され迫害により死亡

【明慧ネット】法輪大法情報センターの10月15日の情報によると、黒龍江省樺南県法輪功学習者孫継宏が2002年9月25日に豊台公安局に不法拉致され、9月末に迫害され死亡した。

情報によれば、30歳台の孫継宏氏は、生前は黒龍江省樺南県樺南林業局の職員。法輪功を堅持するために、2001年1月7日にやむをえず家を離れ、落ち着く場所が無くなる羽目になった。2002年2月4日に、孫氏は真実を説き、横幕を開く為に北京へ出かけた際に逮捕された。孫氏は14日間絶食を行なった後、無条件で釈放された。2002年5月10日、孫氏は賃貸した部屋からまた警察に拉致された。留置所で孫氏は再び絶食を持って不法監禁に抗議をした。それで、警察は強引に孫氏の口や鼻から食物を詰め込もうとしたが、失敗した。9日後、地元の公安局に連れ戻された。しかし、孫氏は帰りの列車を飛び降り、脱出した。

情報によると、2002年9月25日夜6時頃に、孫継宏氏は北京豊台営立交橋で乗り換える際に豊台公安局に不法拉致された。又、豊台公安局は樺南県樺南林業局に電話をし、孫継宏氏に関する資料を要求した。孫継宏氏は9月末に迫害され死亡し、遺体が10月2日に強制的に火葬されたのだった。孫氏の親族の話によれば、孫氏の遺体があまりにも酷くて見るに忍びないものだったという。

樺南林業局のある職員は孫継宏氏が迫害され死亡したことを証言した。この女性職員の話では、孫氏は酷く殴られていた、地元ではなく他の場所で殴られたのだ、恐らく法輪功を学習しているのが原因であったのだろうと。又、この女性職員は、孫氏には4〜5歳の娘が一人いると話した。

明慧の統計によると、孫継宏氏は、迫害され死亡した法輪功学習者の第499名となる。しかし、中国政府関係の内部情報に拠れば、実際に監禁中に死亡した法輪功学習者の数は少なくても1600名に達しているという。その学習者の迫害され死亡した殆どの情報が隠されているのだ。