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河北2名60歳台の老人、洗脳班で迫害され死に至った

【明慧ネット】法輪大法情報センターの10月15日の情報によると、60歳過ぎた2名の法輪功学習者は洗脳班で迫害され死亡した。その内の老婦人劉富琶氏は洗脳班に送られた後、一度脱出した。脱出してから、再び魔窟に連れ戻されないように仕方なく家を離れて、落ち着く場所も無くなった。昨年、劉氏は彷徨っていた中で死亡した。64歳の張建勛氏は洗脳班で虐待され“痴呆症”になってしまった。張氏は生前、洗脳班の者に“正に邪悪極まるものだ”邪悪を摘発したことがあった。

河北深州の情報によれば、67歳定年した劉富琶氏は、99年に法輪大法の修煉を堅持するために、一度長期に亙り不法監禁され、その後、洗脳班へ送られた。2000年劉富琶氏は洗脳班から脱出した。公安及び610テロ組織の拉致を避ける為に、劉氏は家を離れる羽目になった。2001年7月頃に迫害され死亡した。

深州市公安局政保科のある女性職員は劉氏が去年の7月に深州市ではなく、他の所で亡くなったと証言した。そして、“誰も彼女を逮捕はしていない、彼女自ら他の所へ出て行ったのだ”と付け加えた。

上記と同じ情報源によると、法輪功学習者張建勛氏は平安県民政局から定年した者で、今年の夏、自宅で拉致され洗脳班へ送られた。“保証書”の提出を拒否したため、2ヶ月余りの刑事監禁を処された。その後、石家庄労働矯正所へ送られ、一夜の残酷な虐待による強制的な“転化”をされた後、張建勛氏は“正に邪悪極まる”という一言を吐いてから、痴呆症になってしまった。張氏はそれから話すことも、日常生活も自分では処理出来なくなった。張氏はその後、自宅へ連れ戻されたが、数ヵ月後にこの世を去った。

平安県民政局のある男性職員は張建勛氏が今年の夏に亡くなったと証言した。又、別の内情を知っている人からの情報によれば、張建勛氏は自宅で亡くなったが、その原因は法輪功を堅持していたためだったと話した。

統計によれば、河北省内で迫害され死亡した法輪功学習者の死亡者数は51名に上った。1999年7.20以来の3年間、民間の調査で明らかになった、迫害され死亡した法輪功学習者の死亡者数は既に502名となり、全国の30数箇所の省、自治区、直轄市に及んでいる。