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河北省団河労働矯正所は他人の財物を横領、インチキなことを働き、奴隷のように無実の人を酷使

【明慧ネット】
1.2001年9月河北省団河労働矯正所の7大隊(元直属隊、隊長劉金彪、当人は既に悪報に報われ、免職された)は数十名以前拉致した法輪功学習者の持っている荷物を全て廃棄物として売却した。その中には、数千元に値する皮ジャケットと数百元に値するコートも含まれ、全部で数万元に相当する。団河労働矯正所で開かれる所謂“民主生活会”の会場で正義を持った職員がこの件を提出した。当時の副所長も責任追及し、学習者達に満足の行く回答を与えると約束したがしかし、今に至っても何の回答もない。しかも、当時関連した職員がすでに当所を離れてしまったので、結果は勿論出るがはずがないのだ。

2.団河労働矯正所では世の人をごまかすために、月一回“民主生活会”を開くが、参加させる人はみな所内で本当のことが言えない大人しい人ばかりである。勿論大局を影響しえないようなささやかなことも解決できる。例えば、月一回に肉まんを食べさせてもらうこととか、月一回に小麦粉の焼き餅を食べさせてもらうこととか。しかし、実質上の問題は何一つ解決出来ていないのである。例えば、多くの人が提起した団河労働矯正所内の拙い食事の件に関して、政府側がそれぞれに毎日4元の食費補助をしているのにも関わらず、実際に皆が毎日食べているのは2元しかかからない食事である。団河労働矯正所はこの事を隠蔽する為に、外部からの検査或いは外国人記者の取材のある時だけ、食事を普段より良くするのである。そして、インタビューされる者も勿論厳選された者である。本当の事がツバツバ言える人は、その時、皆外部の人の会えないところへ回されるのだ。又、内部の邪悪な虐待の手段を隠す為に、不法警察はここで監禁される一部の人に外の者に見せる為の調査表を書かせる。これは又も厳選された人だけの調査票となり、安心できない人に対しては先ず圧力をかけてから調査票を書かせるのである。真実を知る為には、監禁された人の刑期が終え、一切のコントロールがなくなった時点で初めて知ることが出来るのである。仮に、所内で事実を言った人には、刑期の延長、刑の追加、時にはそのまま消えさせられる場合もある。中国で原因不明の失踪した人は実に数多いのである。

3.強制的に洗脳される。悪党警察は逆徒らに大法学習者を数人で囲み、毎日長時間に亙り邪悪な宣伝を学習者に聞かせる。そして、大法を中傷するビデオを強制的に法輪功学習者に見せる。虚偽、悪劣のものをもって法輪功学習者に騙しかける。学習者に十分な休みを与えず、悪口で罵ったりして、体罰をさせたりする。

4.極度な労働。

酷寒の北風の中で、大法学習者に羊毛に混じっている綿毛を取り出す仕事をさせる。2001年の秋、冬に、団河労働矯正所に大量の羊毛を運び込み、監禁された大法学習者に綿毛を探し出すようにさせた。通称“柔らかい黄金”の綿毛は大変貴重なもので、黄金よりも高価である。満天に舞い上がっている黄砂の中で、酷寒の北風の中で、吹雪の中で、常に赤い服を着ている人達は強い臭気を発する羊毛の中から綿毛を探す姿が見える。5大隊に拉致された法輪功学習者達はマスクもない。最終日の二日前になって、ようやくマスクを付けた。それも、自分達のお金で購入したという。マスクのない学習者は依然として、埃を被りながら作業をするしかないのである。

炎々の夏日の中で、学習者は草を植えたり、水をあげたりさせられる。大法学習者にどうしても仕事をさせたいが為に、団河労働矯正所内の芝生は何度も植え替えられ、特に悪天候の悪条件時に堅持する学習者に仕事させるのである。

大法学習者張祥宇氏(5大隊に拉致された)はこのように虐待され、真冬に、手が凍傷になった。血が割れた傷口から流れ出て止まらなく2002年の春になっても治らないでいる。それにも拘らず、悪党警察はまた彼に肉体労働をさせた。張氏は部屋に戻る時手足がいつも泥だらけであった。そして、大雪や吹雪の時に、悪党警察は張氏を外へ連れだし虐待したのであった。

5.自由を制限される。法輪功学習者の間では話してはならない、そして、虐待される学習者と他の学習者との会話は禁じられる。24時間監視される。

6.金銭財物を強請る為には手段を選ばない。団河労働矯正所で販売する品物の中に多くの偽物がある。例えば、“高露潔”という歯磨き、“舒膚佳”という石けん、多くの食品の賞味期限がとうに切れている。しかし、価格は外の市場価格よりもかなり高い。又、訓練教室云々を開くのも、皆のお金を騙しとるだけで、何のものにもならない。例えば、“パソコン訓練教室”の場合、授業は一つも受けていないのに、「パソコン等級証明書」が配られた。又、“厨房料理教室”の場合、何度かビデオを見せられ、作業を何度かしただけで卒業だと、内容が全くなく、形式しか行わないのである。但し、労働矯正所で本当に学べて身に付いた技能が幾つかある。たとえば、箸包み、釘を打ち、紙箱を作る……。これは毎日の労働作業の項目であったからだ。