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ある「610」責任者の家族の本音

【明慧ネット】私は、一人の普通な家庭主婦です。16歳の娘が一人、中学三年生で、主人はこの都市の「610」(法輪功弾圧組織)の責任者です。99年7・20以前は、朝公園で法輪功学習者の煉功がよく見えました。また、普段よく知り合いの近所の法輪功学習者は皆、道徳を重んじ、善を持って人に接する人ばかりです。

7・20以後、中央政府の中のごく少数の人が、法輪功を反対し弾圧しはじめました。それ以来、ほとんど毎日のように「1400例非正常死亡」などのような嘘のニュースが放送されています。それで、私はほんとうに戸惑いました。まあ、私とかかわらないことだからと思って、いっそのこと法輪功のことを口にしないことにしました。しかし、主人はこの三年の間めちゃくちゃに忙しかったです。法輪功の人を捕まえては尋問する、法輪功の書類を没収する等などなどで、大変苦労しました。それにもかかわらず、上司からよく叱られました。

主人はこの三年の間に、職務上の関係で法輪功学習者に多く接してきました。だんだんと、法輪功学習者の正直さ、善良さ、また確固たる精神に感化されました。法輪功学習者に対して体罰を施しても、その法輪功学習者たちは、主人に恨みを持たないのです。それで、主人は没収してきた法輪功の本《転法輪》を読み始めました。彼は次のように言いました。「法輪功学習者のことを敬服する。しかし、それより最も敬服するのはやはり李洪志先生だ。彼の教えによってこのような素晴らしい弟子ができたのだ。」と。

主人は、「610」の責任者を辞めたい、もしこの職を辞めないなら、仕事上、如何にして法輪大法及び大法の弟子に対する迫害を最大限に減少させるかを考えていると、言いました。

私が銭湯に行った時のことです。ある女性が回りの人に、「どなたがものを落としましたか」と声をかけました。初めのうち、彼女の言ったことを気にとめなかったが、しかし彼女が何回も声をかけ続けていたので、ようやく自分の不注意で、重さ5グラムの純金の指輪を、いつの間に無くしたのに気づきました。すると、彼女はその純金の指輪を返してくれました。お礼として何かを送ろうとしたが、断られました。彼女は「私は法輪功の学習者ですから。」と説明しました。その場に居合わせた人々は「貴方がいい人に巡り会えたのよね」と口々に言いました。今の世相、物を盗もうにも手に入れないのに、まして拾得物ですから。それ以降、心から法輪功学習者のことをますます敬服するようになりました。

その日の夜、この事の経緯を主人と娘に話しました。主人が「法輪功を学んでいる人は皆、雷峰よりも優れて、並大抵の人ではないのだ。」とコメントしました。娘がこう言いました。「テレビで宣伝する1400例非正常死亡や、焼身自殺、殺人、子を殺すなどの番組は皆捏造されたもの、法輪功に罪を着せるためのものなんだ。そもそも、中央テレビの番組は動物世界という番組をおいて、すべては嘘だと言われているから。何故、この都市には、焼身自殺や殺人事件が一件もないの?またどうして4・25以前には、北京へ陳情に行った人が一人もいなかったの?社会が乱されたといわれるけれど、まったく法輪功とは関係なく、みんな公安局のせいだ、お父さんのせいなんだわ。」と。