日本明慧

法輪功学習者はフランスで「610事務室」の頭目李嵐清を起訴する

【明慧ネット】法輪大法インフォセンターの情報によると、2002年12月4日、フランス、アイルランド、カナダの4名の法輪功学習者は国連とフランスの関連する法律に基づいて、有名な人権弁護士ジョージ - ヘリ・ボテイ氏(ベルギー)とブリン・ブエドン氏(フランス)を通して、フランス裁判所に中国ゲシュタポ組織である「610事務室」の頭目、中国の第一副総理、前中央政治局常務委員の李嵐清に対して、残虐な体刑の罪で訴えた。4名の原告はフランス公民のエレーヌ・プテイ、在フランスの陳祝梅、在アイルランドの趙明、在カナダの王玉芝を含む。

李嵐清は近頃フランスを非公式に訪問し、12月4日にフランスを離れた。李嵐清が班長を担当する「610事務室」は「文化大革命」時代の「中国共産党中央の文革指導者グループ」に似ており、中央から地方まですべての党と政府機関、公安、裁判所、労働による思想改造、国の安全部とすべての宣伝メディアを操縦する特権があるゲシュタポ組織で、系統的に法輪功を迫害し、「国家テロリズム」を実施する総括的な司令部である。この組織は地方の警官によって、制限なしに残虐な体刑をもって苦しめ、性虐待、甚だしきに至っては法輪功学習者を殺すことを命令し、また各地方の政府と法律委員会は「強制洗脳クラス」を作るよう命令し、法輪功を放棄しない学習者が強制的に洗脳させられている。610事務室の出現は完全に中国の法制度を混乱させている。 

原告を代表して、この事件を扱う有名弁護士であるジョージ-ヘリ・ボテイ氏は言う。私達は中国の人権を迫害する官吏への起訴は、ただこの訴訟事件だけで終わるのではなく、私達の仕事は、一定数量の中国の人権を迫害する官吏をも法に照らして制裁するまで続けます。皆さんは正しくこのことを報道する必要がある。 

世界各地の法輪功学習者は3年余りの江沢民の政治ごろつき集団によって残酷に迫害されている間、常に平和、理性、強く堪え忍ぶ姿勢でこの邪悪な迫害に対抗している。この訴訟事件はヨーロッパで中国の法輪功を迫害する官吏に対する訴訟事件の初めての例で、ヨーロッパの法律界と人権界で広範に関心が持たれることを引き起こした。この訴訟事件によって、もしこれが受理されたならば、今後いかなる法輪功への迫害に参与、指図している中国の官吏は、個人の身分でヨーロッパに入ると、起訴され逮捕されることに面する可能性がある。