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邯鄲市労働矯正所において、またも大法学習者が虐殺される

【明慧ネット】法輪大法インフォ・センター情報によると、29歳の大法学習者宋興国氏は信仰を堅持したため、2002年11月2日前後、邯鄲市労働矯正所において虐待され死亡した。情報によれば、宋氏が息も絶え絶えになった時でさえも、刑務所の警官は、宋氏の口や鼻から食物を強引に詰め込むなど、極めて虐待性の高い暴行であったと言う。今回の邯鄲市労働矯正所内における事件は、先の任盂軍氏惨殺に次ぐものである。

宋興国氏は河北省黄驊市藤庄郷朱里口村出身の法輪功学習者で、法輪功の修煉を堅持しているために、過去3度に渡り黄驊市留置所へ送られたことがあった。それでも、自分の信仰を放棄することはなかった。3度目に留置所へ送られた時、妻は離婚した。宋氏は絶食を持って自分に加えられた迫害に抗議し続け、1ヵ月後に釈放された。

2001年11月初旬に、宋興国氏は警察により自宅から強制連行され、2年間の労働矯正の刑を不法に処され、石家庄留置所へ送られ監禁された。入所してからというもの、迫害に対し絶食することで抗議を行った。監禁され丸一年が経過した時点における宋氏は、非常に衰弱していたにもかかわらず、石家庄留置所は彼を釈放しないばかりか、さらに自宅から遠く離れた邯鄲労働矯正所へ移送したのであった。宋氏が息も絶え絶えとなった時に、邯鄲市労働矯正所の警官は、構うことなく乱暴に口や鼻から、食物を強引に詰め込み虐待した。その11日後に宋氏は死亡した。

宋氏の故郷である黄驊市藤庄郷のある政府職員は、宋氏は法輪功を信仰することが原因で迫害され死亡したと証言した。

宋氏と親しい人の話によると、宋氏は19歳の時に重い肺結核を患い、しばしば吐血していたため治療しても治らなかった。その後、病状は安定したが体はとても弱く、長期に渡り薬の投与を受けていたと言う。1998年、法輪功を学んでからというもの7年間患った大病が治癒したのであった。宋氏は温厚な人柄で、親族や友人及び同僚の間でも好かれる人気者であった。

明慧ネットの報道によると、邯鄲市労働矯正所は、監禁している法輪功学習者に対し酷刑を行っている。例えば、針を爪と指の間に差し込むこと、棍棒で殴打すること、寒い雪の中に立たせる体罰、更に学習者の片足を切断する事さえもある。56歳の法輪功学習者任盂軍氏は、邯鄲市労働矯正所で8ヶ月もの間酷刑による虐待を受け、両耳は聞こえなくなり、尻及び両腿は鬱血して黒紫色を呈し、内臓は酷く傷つけられ、血尿と血便が出るようになり、2001年10月29日に死亡した。