甘粛省中学校の女性特級教師が平安台労働矯正所で虐殺された
【明慧ネット】2002年12月12日法輪大法インフォ・センターによると、蘭州平安台労働矯正所で11月29日に虐殺された甘粛省の女性法輪大法学習者が、甘粛省金昌市西波村中学校の物理教師候有芳氏であることが明らかとなった。
甘粛方面の情報によると、候有芳氏は2001年8月中旬に蘭州平安台労働矯正所へ送られ、不法労働矯正を受けた。そして、2002年11月29日に平安台労働矯正所で迫害され死亡した。死亡当時、候氏は大量の内出血をしており、肋骨や骨盤はひどく骨折し、内臓もひどく損傷していた。候氏の遺体は平安台労働矯正所によって、直接華林山火葬場へ送られた。平安台労働矯正所は、事件の情報が漏れないように、虐殺行為に加わった一部の警官を直ちに、別の勤務地へと転勤させた。
候有芳氏は、甘粛省金昌市西波村中学校の物理教師で、数ヵ年連続で積極的教師及び特級優秀教師に評されていた。江沢民政権が不法に法輪功を弾圧してからも、候氏は修煉を堅持し続け、陳情のため北京へ行った。そのために、学校を除籍され、北京で身柄を引き取るための費用として、9000人民元の罰金を受け、更に夫に離婚された。
金昌市西坡村中学校のある男性職員は、先日記者に対して、候有芳氏の死亡を確認した。先月、華林山火葬場のある職員も、当時火葬場に安置している女性法輪功学習者の遺体は、平安台労働矯正所から送られてきたと証言した。
蘭州平安台労働矯正所は、甘粛第一労働矯正所である。明慧ネットの数多く報道でも、当該労働矯正所は法輪功学習者に対し、非常に残酷な刑罰を用い虐待をすることが知られている。現在まで、迫害され死亡した法輪功学習者は、少なくても3名はいる。その内、蘭州法輪功学習者欧陽偉氏は、2002年10月26日に死亡した。欧陽偉氏は生前、警官が他の服役者を指示し、彼の頭を殴ったことを暴露したことがあった。2001年5月には、武威市の28歳の法輪功学習者宋延昭氏が、警官により酷刑で虐殺され、遺体は傷だらけになり、肋骨は殴打により折れていた。
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