日本明慧


イギリス外交次官は23条について、「The devil is in the details
(詳細の中に邪悪がある)」と強調した

2003年1月18日

【明慧ネット】アップル日報2003年1月17日の報道によると、香港政府が周囲の意見を無視し、≪基本法≫23条の立法に関して白紙草案(立法の詳細が入った草案)を打ち出そうとした際、香港を訪問しているイギリス新任外交政務次官ビル・ラメル(Bill Rammell)氏は昨日「23条に関して広く諮問を受け、立法の過程に十分注意してほしい。そうでなければ、国際社会は香港への期待を失い、香港に対しマイナス影響をもたらすだろう。」と、香港の主な官員に強い意志を伝えた。

青紙草案(ただ目的と意図が入っている草案)を提出する前に諮問するよう求めた香港事務を担当しているビル・ラメル氏は、3ヶ月前に就任した。彼は前日香港に到着し、それ以前に彼は北京と上海を訪問した。彼は特に「国外の政治組織との連絡を禁ずる」、「国家分裂」、「国外の反抗勢力」などの諮問書類の内容に懸念の意を表した。

香港が今のところ白紙草案を提出するべきかどうかについて、ビル・ラメル氏は「 The devil is in the details(詳細の中に邪悪がある)」と再三強調し、イギリス政府は、詳細が公開された後に再び評論すると発言した。また、青紙草案が提出される前に法律の細かい条文に対し諮問を受ければ、白紙草案を提出するかどうかは重要なことではないと指摘した。