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米駐中国大使館は中国外交部に法輪功学習者が
妻宛に書いた手紙を手渡すよう求めた


【明慧ネット】法輪大法インフォ・センターによると、合衆国上院と市民の要求により、2002年12月22日、米駐中国大使館が中国外交部に、アトランタ市の法輪功学習者 呂朝暉氏が、彼の妻宛に書いた手紙を手渡すよう促した。中国側は「努力する」と表明し、米駐中国大使館は、妻である周雪菲氏が、呂氏の手紙を受け取るまで関心を払うと言う。 

広告デザイナーでもある周雪菲氏は、2000年11月、中国で法輪功の資料をしたことにより、不法に逮捕され、3年間の労働による再教育という判決を下された。現在も三水市女性矯正労働所に拘禁されている。周氏は、長時間に渡る過重な労働と非人道的な虐待により、ひどく視力が低下しており、失明に近い状態にある。その様態を心配し、家族が彼女の一時出所を求めたが、断固として拒絶された。今、周氏の生命は危機に瀕しているが、彼女は米国アトランタ市民の呂朝暉氏の妻である。

以下、米駐中国大使館のゼル・ミラー合衆国上院議員事務所への回答

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米駐中国大使館のゼル・ミラー合衆国上院議員事務所への回答

2002年12月4日、ミラー先生から、呂朝暉氏が妻宛に書いた手紙を手渡すことを求められている内容のお手紙を確かに頂戴した。呂朝暉氏の妻は法輪功を修煉したために、現在中国の矯正労働所に拘禁されている。私は米駐中国大使館の人権担当官であり、貴殿来書に回答する権限が与えられた。 

北京あるいはワシントンに関わらず、過去3年間、我が大使館は法輪功学習者が迫害を受けている状況に、関心を持ち続けている。昨日(2002年12月22日)、私は中国外交部の官員と面会し、呂氏の妻宛の手紙を渡してもらうようにお願いした。それに対し、中国の官員は努力すると答えた。我々は追跡調査を行い、周女史が本当に手紙を受けとったかどうかを確認する。 

また、我々はアムレー大学の学生からも多くの手紙を受けた。これらの手紙を合わせて、中国政府の官員に手渡すことを決定し、彼らに中国の良心犯に対して、合衆国上院と市民が関心を持っていることを示す。 

我々は中国の人権を助けることに全力を尽くすことをお約束する。合衆国国会議員と高級官僚が中国を訪問中であっても、中国政府官員との日常業務の中であっても、中国政府が中国人民に、基本的な人権を享受させることを、引き続き求めていくことに違いはない。
お手紙ありがとうございます。この手紙を呂朝暉氏と分かち合ってください。 

米駐中国大使館人権担当官
マーク- ランボ