日本明慧

全く新しい感覚

 200327日 文/大陸大法弟子

【明慧ネット】私は今まで正念を発するとき、落ち着かなくて悩んだ。膨大且つ安らかな感覚なんかあったことがなかった。毎日正念を発していたが、発した念の中でどのぐらいが純粋であったか分からない。特に世界弟子の皆が正念を発する一日四回は、常に15分前から雑念に妨害され、集中ができず、正念を発する時間をもっと長くするしかなくて、全てが受動的状態であった。旧勢力に酷く牽制された。私は良く考えた。どうしてこんなに長い間、法を勉強し、そんなに多くの真相を伝えたのに、現在落ち着かないのか。そして、毎回妨害する雑念は真相を伝えることに関する物だった。私は多分旧勢力から見ると私が自分の悪い考え方を極力押さえているから、真相を伝えるのに忙しいという思想で妨害の目的に達するのだと思った。

 この前、正念を発するとき又集中できなくなった。私は突然、旧勢力は何物だ、と考え始めた。どうしていつも私を妨害し、この面で私より強いのか、私を左右するのか、私はこいつらよりレベルが低いのだろうか。いいえ、私はこいつらの下に居るのではなく、その上に居る、私には法があるので、こいつらは私を妨害できないはずで、私が決めるべきだ。正念が出ると、私はすぐ落ち着くようになった。そして一つの新しい感覚、正念の強大威力を体験した。私は宇宙の一番高いところに立って、旧勢力が私の足下のとても遠いところにあり、とても小さいのを見下ろした。私は一瞬悟った、もともと私が落ち着かなかった原因は、こいつらを私より高い次元にあると思い込んだそれだった。そして、低い次元で生成された、旧勢力を自分より高く思うその観念が私を左右した。そもそも私が頭をもたげてこいつらを見たので、功能が妨害を受けた原因は正念の弱さにあり、そして大きい威力を感じてこなかった。これはまさに全く逆だった。

 修煉の中で私は悟った。瞬間の昇華は旧勢力に対する有力な突破であり、私達の意識が旧勢力の外郭まで至ったとき、それは旧勢力が私の体内とそれに対応する空間での解体ではないか。私が一番高いところからこのことをするとき、それは全ての時空を超越しているのではないか。従って、私は一瞬間宇宙の極めて高い所に立っている感じがした。そして私達が旧勢力の按排を取り除き、全ての邪悪を滅し、全宇宙を一掃するには、先ず師父がおっしゃった通り「旧勢力そのものをも認めない」(「2002年米国フィラデルフィア法会での説法」)、こうして根本的に否定する効果に達する。

 以上は個人の物事に感じて悟ったことであり、同修との切磋琢磨のために書いたので、妥当でない所があったら、同修の慈悲の指摘を願う。