日本明慧


隔たり

文/ドイツ大法弟子 軽舟

【明慧ネット】息子は三歳ですが、明慧ネットの大法弟子の歌を非常に好みます。この頃は「牢屋にいるお母さんに送る手紙」という歌を学びました。音頭を取る人は女の子ですが、息子はいつも熱心に彼女について歌いました。ある日正念を発する時間になって、私は「早く正念を発すれば、魔は怖がって来ない。」と言いました。するとどうでしょう、彼は非常に真剣に「正念を発すれば、お姉さんのお母さんは救出されますか。」と言いました。私はあっけにとられてしまい、すぐ隔たりがあることに気がつきました。常人社会の流れにまだ汚染されてない彼の思想は、先に他人のことに配慮しますが、それに比べれば、私は私心が完全に暴露されました。

通常は全世界的に決まった時間に正念を発するのを除いて、正念を発する動機のほとんどは、邪悪がまた自分の法の勉強を邪魔したり、息子に熱が出て私の仕事や洪法に邪魔になったり、周りの同修が邪魔されたり、私の身体に業を消す際の症状が出たり、コンピュータが大法の仕事をする時良く働かない、ある政治家と約束出来ない等でした。一言で言えば「私」を中心とし、全体のことをあまり考えていませんでした。特に、遠く離れていること、例えば、金子容子さんの救出や香港基本法第23項、或いは中国の牢屋にいる同修のことなど、これらのことについてはあまり大きな動機とはなりませんでした。

師父は「佛性に漏れ無し」の文で「更に皆さんに教えますが、実は皆さんの以前の本性は、自分の為私の為を基にしたものであり、今後何かをする時にまず他人のことを配慮し、無私無我かつ他人を先に自分は後にするという正覚まで修煉しなければなりません。」と指摘してくれましたが、このことから自分の私心を見つけました、息子は確かに私に良く教えてくれました。