日本明慧

米国法輪功学習者の救援活動に於ける感想

【明慧ネット】わたしはカナダの学習者で、インターネットで中国に対して真相を伝えています。最近、米国学習者李祥春氏の救援について、明慧ネット上の法理に関する交流内容を読んで、深く感じたことがあります。

李祥春氏が中国政府に監禁される事件が起きた時、他の学習者や北米の学習者が救援活動を行っていると思っていました。しかし、法を正すという局面において、今まで起きたてきた全てのことに対して、包括的な視野から物事をみるべきでしょう。“法輪功迫害の追跡調査国際組織”が米国で設立され、海外に於いて江沢民氏を起訴するなど、学習者はより一層世の人々に対して、真相を伝えるための努力をしています。旧勢力の按排を全面的に否定し、邪悪を暴露し根絶しています。それと同時に、邪悪は手段を選ばず衆生を滅しようとしていることも見えてきました。

わたしたちは旧勢力の按排のみならず、旧勢力自体も認めていません。迫害がどの国においても、どの学習者において起きたとしても、それは大法を目指して来たものです。神の一面で物事を極めれば、全てが明らかになることでしょう。そして、大法学習者の責任と使命も更にはっきりと分かることでしょう。“佛とはなんでしょうか。如来は真理を踏まえて意のままに来ており、それは世間の人が名付けた呼称です。しかし正真正銘の佛は宇宙の保護者であり、宇宙の全ての正の要素に責任を負うのです。”(《導航》“米国西部法輪大法交流会における李 洪志 先生の講演”)

なぜ、わたしはこの問題が発生した時に、行動しなかったのだろうかと考えました。 そして、自分の空間の場が、整理されていたかどうかということに、関係していることに気付きました。旧勢力の按排は認めないと言いながら、毎日の真相を伝える仕事に着目していましたが、自分自身の空間を整理することをしばしば忘れていました。内へ向かって、自分自身の空間を整理することが必要でしょう。よくない思想、観念、業力は、正法へ向けて旧勢力に利用される物質であり、除き取らなければ、心性も向上出来ず、法を正すという局面において、正念の妨げとなることでしょう。

師父の《米国フロリダ州交流会での説法》では“皆さんに教えますが、現在も残っていて大法と大法弟子を迫害することのできるものは学習者自身の原因です。正念を発することを重要視していない学習者、あなた達自身が受け持つべき、責任を持つべき空間にある邪悪がまだ根絶されていないという原因です。” ある天目の開いた学習者が自分のいる空間で見えた情況を話しますが、法が正された空間は以前の宇宙の法は既に無くなり、全てのものは存在しておらず、ただの空洞にしか見えないため、他に原因を探すことは出来ないことでしょう(あくまでも、一つの参考例です)。

法理において本当に理解が昇華した時には、正念は自然と気勢を上げて現れるものでしょう。私たちは旧勢力の按排は一切認めていません。迫害がどの国においても、どの学習者において起きたとしても、全ては大法を目指して来たものでしょう。私たちがやらなければならないことは、全面的に邪悪を根絶することでしょう…如何なる迫害は直ちに止め、無条件で学習者を釈放し、法輪功への弾圧を制止させる。この時正念を発すると、今までにない気持ちが心の奥底から湧き上がり、宇宙と融合したように感じ、一瞬人間世界にある時間や空間などを忘れ、正念が邪悪を根絶させ、異変を規制しているように感じました。大法へと更に同化しているのではないかと感じました。

“損失を減らし、衆生を済度するために、大法弟子の強大な正念を発しましょう! 皆さんの威徳を表しましょう!” 師父経文《正念》より。