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蔡耀昌氏:23条に反対することは、香港人のこの歴史時期における責任と目標である

【明慧ネット】香港の法輪功佛学会は、23日《基本法》23条の立法に反対するフォーラム“悪法23条に反対する”を催した。香港の宗教界、民主派、人権組織、23条立法団体と政界人士を招き、23条立法に対する見解を発表した。民間の人権活動家を代表して発言した蔡耀昌氏は、法輪功学習者に対し敬意を表した。また、市民が本法を拒絶することは、23条が可決してからとし、当面の急務は23条が7月に可決することを制止することで、これは自分と次世代に対して、責任を負うことであると述べた。

蔡耀昌氏は、昨年9月24日、23条立法諮問が開始された時、40余りの民間団体が人権組織を組織した中の一人で、自身の仕事に関係することでもあり、道義上断れないと感じ、全体を計画案配することに責任を負った。また、これはライフワークであると感じ、万全を期して勝利を収めることを望んでいる。

以下蔡耀昌氏のコメント:

1990年、《基本法》の結文は、23条の元の多くの犯罪を拡大し、“7つの罪”となった。即ち89年の状況に類似する100万人の香港市民は、国内の民主化運動を支援するために、街へ出ていくことを許されない。89年の後、香港の民主化運動を支援する連合会が、続けてこのような形で存在することを許されない。中国政府が判断した国内政権の安定に影響するいかなる組織あるいは活動は、香港経済特区に存在することを許されないということである。

民間団体の23条立法に対する反応には特別な部分が一つあるが、それは43の団体は、異なる業界からなり、このようなケースではめったに参加しないマスコミを含んでいる。香港の記者協会は、以前めったに民間団体の連合会議に参加しなかった。記者協会は、独立的で公正といえる方法で処理をする。しかし、23条立法の問題では、マスコミ業界の前線に立っている記者らも、立ち上がる必要があると感じ、その他の力と連合し、この法案の可決に反対している。明らかに、23条立法は香港各界の人士、一般市民へ影響を及ぼした。

23条立法への反対は、間違いなく香港社会の大多数の市民の声を代表するものである。23条立法の問題で、6万人が街頭へ出ていったが、これは89年の際に次ぐ、最も多くの人が参与した政治的性格のデモ行進である。これにより、香港市民は23条立法が、89年の後における最も重要な事件だと感じることであろう。この立法は、私達の世代の自由と権利に影響するだけではなく、次世代、更に次々世代へと影響するものである。 

皆さんは、敗北すると想ってはならず、たとえ23条が可決したとしても、この法令を拒絶することである。希望というものがない人は、今日というものを大切にしない人である。今日皆さんのすることは、この凶悪な法を可決させないようにすることである。そのために、皆さんが異なった持ち場で、異なった方法により、続けてこの情報を伝え、デモ行進、集会、自分の友達へと情報を伝え、海外の友達と連絡をとるなど、香港の今の情況に関心を持たせ、23条立法が今年の7月に可決することができないようにすることである。これは香港人のこの歴史時期における責任と目標であり、皆さんが共に励んでいくことを望む。