スウェーデンの法輪功学習者は外務省官員の会見において、
人権会議で江沢民氏らによる迫害を厳しく非難するよう求めた
2003年3月15日 文/スウェーデンの学習者
【明慧ネット】3月10日、国連の第59回人権会議が間もなく開かれることに際し、スウェーデンの法輪大法協会は、スウェーデン外務省官員との会見を開催し、中国の人権問題について、1時間余りの会談を行いました。中国の法輪功修煉者に対する理不尽な迫害と惨殺、親戚に会うために帰国した外国籍の華人を拉致したこと、香港の第23条の基本的人権に対する侵犯、及び海外の法輪功修煉者による、江沢民氏と迫害者に対する法的な訴訟について伝えました。又、今回の人権会議で、江沢民氏らの犯罪行為を厳しく非難し、制止するようスウェーデン政府に求めました。
スウェーデンの国民は自由を心から愛しており、正義かつ善良な民族です。私達は8,000余りの人が署名した請願書を手渡し、政府及びECと国連が積極的に行動を取り、中国が直ちに法輪功に対する迫害を中止するよう切に願いました。
外務省官員は、スウェーデンは公に中国政府の法輪功に対する弾圧を批判している他、主に二国間の交流会談活動を通じ、中国の人権問題の改善に対して、時間を掛けて補助していきたいと言いました。しかし、外務省官員らは、既にこのような交流だけでは、不十分であるということも気付いていました。中国の法輪功に対する弾圧は、一般的水準の低い問題ではなく、上層部から直接下された命令です。香港を例に上げますと、香港の人権水準は、過去数十年間は良かったのですが、最近の23条の法律条文は、江沢民政権の直接命令であり、現地の人権と信仰の自由に対する最大の破壊といえます。
私達は、スウェーデン政府と外務大臣が、いままで支えてくれたことに感謝すると共に、中国江沢民政権の法輪功修煉者に対する残酷な迫害事実を伝え、江沢民氏らを起訴した真相資料を手渡しました。
又、一部の学習者は、スウェーデン駐在の各国大使館を訪問し、江沢民政権が迫害の中で駆使している残酷な手段を説明し、中国政府がこれらの国々に渡した、偽りの資料について明らかにしました。多くの大使館員は、真相を理解した後、直ちにこの弾圧を制止することを支持すると表しました。
私達は、スウェーデン政府と外務大臣が、国連人権会議中、中国の人権問題に関する論議と決議を提唱するよう切に願いました。
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