毎日人を感動させる物語がある———駐ヒューストン中国大使館前で(二)
文/アメリカ、ヒューストン大法弟子
【明慧ネット】
新しいレインコート
ある日、突然大雨が降りました。同修の多くは雨具を持っていませんでした。大法弟子は皆泥の中に座っていました。そのとき、ある車が止まって、中からある中年の白人の男性が急いで降りてきて、4枚のレインコートを持って大法弟子に渡しました、弟子たちは互いにレインコートを譲りあっていました。この白人の男性はこの光景を見て、また急いで車を乗って行きました。しばらくして彼が帰ってきて、車からたくさんの新しいレインコートを出してきて、1枚ずつ大法弟子に被せてから、雨の中で私達をしばらく見ていました。感動と敬意に満ちあふれていました。このとき、私達の顔からも涙と雨水が流れて来ました。
ダウン・ジャケット
ある冬の日の土曜日の午後、領事館の前は寒い風が吹きすさび、寒さが身にしみます。大法弟子は寒いコンクリートの地面に座って正念を発しています。数人の大法弟子はあまりに薄着でした。そのとき、ある大法弟子が思いかけなく柔らかい服を着せられたのを感じました。目を開いて見たら、ある中年黒人の男性がダウン・ジャケットを自分に被せてくれました。この黒人男性は何枚かの服を持って、他の大法弟子の所に行きました。正念を終えてから、私達はこの黒人を捜すと、彼はもう車を乗って行こうしていたところでした。私達は彼の車の番号だけがわかりました。
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