放蕩息子の改心は金にも換えがたい
師に追随し泰然と法を正し歩む
2003年3月28日 山東大法学習者
【明慧ネット】1995年に私と妻、娘は法輪大法を習い始め、息子は1999年の年初にやっと大法を学んだ4人家族の一家です。息子は大法を習い始めた時期は私たちより遅いにも係わらず、彼の著しい変化は家族、友人たちに法輪大法は如何に人を心の奥底から始め純正に清めてくれることを目撃知らせることが出来、大法はまことに人を済度出来る威徳を持っていることを実感しました。
息子のことを話すには彼が小学生の時から話さなければなりません。当時、私が一番頭を痛めたことは学校が開くPTA会議上で、先生の息子に対する“批評”及び“訴え”でした。その都度、私は大衆の面前で恥を掻かされたりして、不安を感じました。息子は学校に遅刻したり、無断欠席もしたりして、喧嘩も日常茶飯事でした。そして、学校の宿題は殆んど提出したことがなく、教室でタバコを吸い、ギャンブルをし、拳を打ち、疲れたらそのまま教室で寝てしまいます。成績は学校内で一番ビリでした。
息子が社会に出てからは、ぶらぶら遊んでいて仕事をしない人たちと知り合って、毎日たむろしていて沢山の悪習に手を染めてしまいました。そのため、よく派出所に呼び出され何度も罰金を払わされました。又、工場の中でも規律を守らなく、仕事もきちんと出来ないことで、周りからも不評でした。そして、息子と付き合っていた彼女も親が息子の不真面目な行為を知って二人の婚姻を破棄させました。息子はその後、いい仕事を見つけてくれない等と不平不満を家族にぶつけ、私は本当に心配でした。
暫く経って、娘婿が息子に、のちに開いた洋服販売専門店の手伝いをやってもらいました。それから、娘婿は息子に更に業務の経験を積んでもらうために、レストランに投資し息子に店の経営を任せましたが、最終的には経営不振で店を閉めることになりました。息子は福と徳の人間自身との因果関係について理解していなくて、自分の私利私欲と強い嫉妬心に連れられ、お金持ちの娘婿が自分にケチっていることに不満を持っていました。そしてある日、彼たちが一緒に飲んでいるときに息子の不満が爆発し、娘婿と喧嘩になりました。それから、息子は店にも行かなくなりました。
私は今まで息子に大法を学んでもらおうと何度も息子に大法について話をしましたが、その都度断られました。今回は息子が会社を休んで家にいる機会を利用して再度彼に大法を学んでもらおうと一冊の《転法輪》を息子に“やることがないから、家でこの本をよく読んでご覧なさい。どうすれば正しい人間になれるのかが分かるから”と言って渡しました。息子が最初は断ったが、私が再三に言い聞かせてから、やっと受け取りました。
私はひそかに息子の変化を観察しつつ、彼が部屋で静かに本を読んでいる姿を見たときは、本当に嬉しく思いました。
数日後、息子は私に“この本は一度読み終わりました。とても正しいことが書いてあります。私は煉功動作も習いたいのです。”と話しました。息子は5セットの動作はすぐに覚えられて、それから自分で法を学びながら煉功することにしました。そして、3,4日を経って次の早朝に、息子は私の部屋に走り入り込んで来て、私に“二日前に、5セット目の靜功をして十数分間経った後に、疲れていた私の腕が何かの力で支えられているように感じ、とても気持ちが良かった。”と話し、さらに、“昨日は夜中に目が覚めて、起き上がってみると電気ポットの上に十数センチの赤い蓮の花が現れて、そして、花の真ん中に7センチの仏様が座禅する姿が現れたのです。はっきりと見えました。この世の中には本当に仏様がいるのだと思いました。只、普通の人々には見せないだけなのですね。”と話してくれました。
私たちは一緒に法の勉学について互いに交流しました。息子は“法輪大法が私を救って下さったのです。師父が私に永久にいきながら得られる道を開いて下さいました。私は生命存在の本当の意味が豁然と分かりました。生命は宇宙空間から生まれた元々善良なものであること、そして、人の私心が重くなったから人間の空間に落ちってしまったことが分かりました。人は返本帰真して、真善忍の本性へ返ること、そして生きていることの目的が分かりました。又、人を殴ったり、罵ったり、人から利益を奪ったりすることは良くないことで、人と人の間には何世も亘る今までの因果関係と応報があって、借りを返さなければ、本当の自分の家には帰れないことが分かりました。私は徹底的に前非を改め、何時でも何処でも修煉者としてあるべき基準を自分に厳しく要求し、師父に追随し、最後まで修煉をし続けることを決心しました。”と話しました。
それからの彼は毎日法を学び、煉功をし、精進していました。彼は全ての悪習を止めました。そして、以前レストランを経営した時に借金したものも、それぞれの貸主を訪ね借金を返しました。それぞれの貸主は彼の行動を不思議にも思ったようです:こんな世の中にこんなに良い人がいますか?彼が訪れた全てのところの人たちに:私は法輪功を修煉しています。師父は私たちに心性を修めるように、何時でも何処でも良い人でいなければならぬ、宇宙の特性真善忍に同化しなければならないことを教えて下さいました。私はそれに従って実行しています。とその度に話しました。
99年7月20日の前に、邪悪集団に唆されたメディアが嘘偽りの報道で法輪功を中傷する事件が起きました。嵐の前に暗い雲が重く全市街を覆われていました。多くの煉功場は嫌がらせや衝撃を受け、法輪功学習者たちは殴られ罵られました。息子は法輪大法が受けた迫害に対して決して恐れず、勇敢にことに当りました。彼は師父の写真の前に立ち、涙を流し、天地を覆う邪悪であっても、必ず大法に公平をもらうと黙って心の中で誓いました。
息子は大法を実証するために、真実を説くために何度も悪人の残酷な迫害を受けました。一年の内に派出所に不法監禁された回数は10回近く、2度の治安拘留、1度の刑事拘留にされました。そして、12000元を強請り取られました。
そして、2000年1月が最も迫害の酷い時期でした。息子は外で集団煉功したため、2度に亘り逮捕され、罰金を支払い釈放されても、事件はそのままでは終了しませんでした。息子が釈放された翌日の午前中、家に息子しかいないときに二人の公安が息子を騙し、ある地方の洗脳班へ連れ出しました。法輪功学習者たちに修煉を放棄させるように、ここにはその地方の政法委書記及び総合管理事務所主任が率いる邪悪な用心棒チームがあらゆる手段を使い、学習者たちに対して人道なき残酷な虐待を行っています。28日間の残酷な迫害を受けた息子は心身ともに酷く虐められましたが、彼は金剛のように不動にして、勇敢に耐えてきました。彼は悪人に屈服せずに、自分の誓いも守り通しました。
その後、彼は大法を実証し、邪悪の嘘偽りを暴くために7回北京へ陳情に出かけました。ある暑い夏の土用の時期に彼は他の学習者を率いて11日間もの間に山を越え、川を渡り、露宿しながら北京まで徒歩して行きました。この間、彼たちは2度逮捕されたが、2度とも脱出できました。彼たちは途中、人に会う度に法を伝えているので、多くの人々が大法を知ることが出来ました。そして、多く嘘や偽りに騙された人々も真実を知ることが出来ました。彼たちは修煉者が持つ慈悲と優しい気持ちで多くの人々の良知を喚起し、教え導くことで、皆からの賞賛を浴びます。
このように私の息子は何度も何度も北京へ出かけ、国の関係する全ての信訪?を訪ねまわりました。何度も何度も天安門広場へ横幕を広げ、“法輪大法は良いものだ!師父に潔白を返して!”と喊声を上げ、真実の資料を配りました。息子が法を正す道程中に悪党警察に幾度に亘って逮捕され、不法監禁され、酷く殴打されたが、息子は大法に対する強い正しい信念で全てに耐えて乗り越えてきました。
2000年10月、息子は地元610犯罪集団、公安局、居委会からの絶え間ない嫌がらせを避けるために家を離れ、流離する羽目になりました。彼は法を正す時期に大法学習者がやるべきことを知っています。彼は師父が教え喩したことを念頭に入れて、三つのことをしっかりと成し遂げ、法を正す道を平然と歩み続きます。
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