日本明慧


「この本はきっと千年もの長い間に亘って広く伝わることができる」
——ドイツの華人はこのように言った

2003年3月26日 文/明心(ドイツ)

【明慧ネット】あなた達はいつ大使館に抗議に行くの、私はあなた達と一緒に行きたい
私がミュンヘンの二人の中国人に真相を伝えた時、彼らは聞いた「あなた達はどこで煉功しているの?私達も学びたい。あなたは《転法輪》と言う本もっている?見せてもらってもいい?」私は持っていた《転法輪》を彼らにプレゼントした。彼らは非常にうれしそうだった。その中の一人は用事があるため先に帰り、もう一人は静かに私の話を引き続き聞いていた。迫害されて死に至った清華大学の卒業生の袁江の写真を見た時、彼の顔色は暗くなり更に厳しくなった、彼はゆっくりと言った「私は彼を知っている、彼は蘭州電信局で働いていた。」私が袁江の話を彼にした時、彼の目に涙がきらりと光り、抑えつけられない悲しみと憤りで、彼はゆっくり、言葉を区切って私に言った「あなた達はいつまた大使館に行って抗議するの、私に教えて、私はあなた達と一緒に行きたい。」
この本はきっと千年もの長い間に亘って広く伝わることが出来る

市の中心部で真相の資料を配っていた時、ここで生活している一人の中国人に出会った。とても寒い日で、彼はそこで私を待っていたようであった。彼にあげた真相の新聞のタイトル“世界は真・善・忍が必要である”を見て、しきりに頷いて言った「この三個の文字は本当にいい、本当にいい。そうです、人類には真・善・忍が必要である、世界は真・善・忍が必要である。私は昔からただ真と善は知っていたが、また忍もあるべきことを知らなかった。これはいい、本当に素晴しい。」私達は長い間話をしていた。彼は多くの質問をし、その質問から感じたのは、長い人生の途上でずっと探していたのはこれであったと。

私は携帯した《精進要旨》の中から二編の経文を選んで、彼に読んであげた、彼は極めて集中して聞いた。聞けば聞くほど感動し、その後彼は自ら本を読み始めた。読みながら感動した。“日どれ、私は昔知らなかった。この本は本当にいい、この本は全世界のあらゆる言語に翻訳すべきだ、全世界の人にこの本を知らせるべきだ。あなた達は翻訳に着手しましたか?……あっ、この本の作者、彼は何でも知っておられますね。あなたは知っていますか、釈迦牟尼、老子、イエスの本は数千年の長い間に亘って広く伝わることが出来、人々は今日に至ってもまだ彼らの本を読んでいる。それ以後はもはやこのような本はなく、今の人の書いた本は更に短く、一、二年過ぎたら人々に忘れられてしまう。この本が数千年後も依然として読まれる本の一つであると私は信じる。『転法輪』はきっと千年の永きに亘って広く伝わることが出来る。」