真相を伝える中、親友達を無視すべきではない
2003年4月11日
【明慧ネット】大学を卒業して勤め始めてから数年後、クラスメートへの連絡が少なくなり、国を離れてからは、更に先方との関係が断絶する情況にありました。少し前に、大学時代の友達から、1通の電子メールが届きました。私の国外の連絡先を、何人もの人を通じてようやく手に入れたという。今でも、その電子メールの内容の題名を、はっきり覚えている:君と連絡を取るのに大変苦労した!そのメールの内容は、大学のクラスメートへの友情と懐かしさに満ち溢れていた。修煉者としての私は、文面を通して、彼が何を希望しているかが分かりました。早速彼と連絡を取りました。私が法輪功修煉者であると分かって、彼は非常に驚いていました。それというのも、彼の頭の中は、その邪悪宣伝でいっぱいだったからです。彼からの数多くの質問に応じ、一つ一つ説明したのみでなく、最後は、このように言いました。「たとえ法輪功のことを理解せずとも、あるいは、信じなくてもかまわない。しかし我々はとても仲のいい友達で、お互いに理解し合っているから、法輪功のことについても、勝手に判断しないでください」と。すると、彼は快く聞き入れてくれました。
このことで、私は大きく動かされました。という訳で、すべての大学のクラスメートに連絡を取り、それからは、皆それぞれ電話や、電子メールで連絡を取るようになりました。学生時代の友情を追憶すると同時に、大法の真相も伝えました。
中国では、結構古い言葉があり、「十年かけて同じ船で渡りを修得する」。この法を正す時期においては、ある人は、大法弟子と親戚だの、友達だの、クラスメートだのという非常に親しい関係で結びついています。彼らにとっては、これはどれだけ大きな縁であるでしょうか。彼らにとってみるとこの最も親しい関係ならもっと簡単に大法の真相を知らされたはずである。同時に、彼らは我々に無限の期待を託しているため、もしかすると、我々自らがよく行わないとか、或いは真相を伝える中で、彼らのことが漏れていたら、それはきわめて遺憾なことであった。彼らは、我々のことを、理解しかつ熟知している。しかも関心をも持っているため、我々は、本当に知恵をもって真相を伝えれば、彼らの大法に対する態度は是正でき、我々に感謝し、更に、他人にも教えることもある。これこそは、彼らの未来に幸福を作っていることである。
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