日本明慧


嘘をつくのが癖になった者は世界が許さない

2003年4月19日

【明慧ネット】(法輪大法インフォ・センター4月17日評論)一種の神秘な伝染病「新型肺炎・重症急性呼吸器症候群」(SRAS)が現在ものすごい速さで全世界に感染が拡大し、蔓延している。3月28日世界保健機関(WHO)は、中国をSRAS世界的な感染の中心地と定めた。但し中国の衛生部長は先週の時点でまだ自信満々に、疫病状況は中国で既に効果的にコントロールされていると発言した。

世界各大手のマスコミの報道を見ると、人々は極簡単に次のような結論が得られる:中国共産党の衛生部は嘘をついている、外交部も嘘をついている、政府側のマスコミは全て嘘をついている。正に中国共産党が他の敏感な問題に対しても同じように嘘をついている。

皆さんが覚えているだろう、58年の大躍進の時、共産党の新聞は“収穫が多い畑からは1ムー(1ムーは6.67アール)あたり万斤(1斤は500グラム)の穀物が取れる”と嘘をついた。但し嘘の裏では飢えた人々の叫び声ばかりで、三年連続の大凶作で二千万人が飢え死にした。昨年、南京の人為的な毒薬事件に対して、中国共産党は“迅速、適切”に解決したが、その裏ではおびただしい死傷者が出た。4年も続いた法輪功に対する迫害についても、中国共産党は“このような事はない、我々は人権が最も良い時期である”と嘘をついている。

もし中国共産党の五十年の虚言の歴史、その真面目が未だ人々に明らかになっていないとしたら、それは被害者がただ中国国民だけだったからだ。そして現在、SARSの問題で潜在的な被害者は全世界の人々であり、中国共産党のSARSに対する故意的な欺瞞によって、その凶暴で残虐な本性を徹底的に暴露した。中国共産党は今まで彼らのあらゆる行為は人民の生命と健康のためだと標榜してきた。そうすると、現在七十億の衆生の存亡危機となっているSARS事件で、中国共産党はいかに“人民の生命と健康を保護”するのか?

「重症急性呼吸器症候群」(SRAS)の最初の症例は、早くも2002年11月に中国で発見されたが、中国当局は2003年2月11日になってようやく最初にこれについて記者会見を行った。そして疫病状況は既にコントロールできたと公言した。彼らは人民に対しては“マスクをするのは副作用があるからしなくてよい”と言い、全世界に対しては“SARSは効果的にコントロールされている、中国への旅行は最も安全だ”と言い、広州交流会が開かれる時期になると、中国共産党は政治任務を下して、各地ではみな団体を派遣するようにした。SARSは?それは問題ない! しかし心配する人達は“代表団が動く感染源になったら、これは悲惨な事だ!”と言った。

中国共産党の字引には権力私欲が至上で、偽、悪、暴力が敬われている。もしSARSの爆発と蔓延が、中国共産党の命を粗末に扱う凶暴で残虐な行為を暴露したとしたら、中国共産党の全ての悪習を受け、その通りにしている江氏集団の法輪功に対する迫害は、世の人々に、その人類道徳を壊滅し、人類の尊厳を踏みつける邪悪の本性を証明させたに違いない。江氏集団の法輪功に対する迫害は4年前の1999年から始まった。法輪功は真善忍を提唱し、人々を善い人になるよう教えている。江氏は法輪功学習者の人数が多く、共産党員を上回ったことに嫉妬して、横暴に弾圧運動を発動した。非常に多くの法輪功学習者が殴られ、外傷を負い、死亡した。家族がばらばらになり、流浪し、落ちつく先もなくなった。幾万の法輪功学習者の家族、親友が連座制によって洗脳された。ただしこの巨大な魔難を受けている法輪功学習者はいったいどんな人達なのか?彼らは皆さんと同じく、そして私と同じく、労働者であり、農民であり、軍人であり、国家公務員であり、教師であり、学生であり、科学者であり、エンジニアであり、商業を営む人であり、夫であり、妻であり、父と母であり、息子と娘であり、同僚であり、近隣である。彼らは“真善忍”の原則を指導として自分の心身の境地を向上して善に向かう人達で、彼らは敢えて真実の事を話し、敢えて真理を堅持し、人類道徳と尊厳を守る典範である。ほかでもなくこのような人々に対して、江沢民氏は精神的に、更に肉体的に消滅しようとしている。

法輪功は未だにこの世で最も惨烈な迫害を受けている。人類の道徳がとても無残に打ち殺されている。中国共産党は未だに“このような事はない”と世界に言い放ち、欺瞞を企んでいる。人々はすでに、中国共産党のSARSに対する嘘は世界中の人々の命を売ることを代価としていると認識されているだろう。もっと多くの人々が中国共産党の江沢民氏による法輪功に対する迫害が、更に世界中の人々の精神を裏切ることを代価としていると認識できるだろう。彼らがヒステリーになって扼殺しようとするのは、ほかでもなく人類の最も貴重なものだと認識できるだろう、と信じている。