日本明慧


中国国民は政府がSARSの予防と治療に影響を与えられると信じない(写真)

2003年4月30日

【明慧ネット4月30日】(中央社記者郭無患ワシントン29日特電)ワシントンポストは今日北京からの報道で、最初はSARSの疫病状況を隠そうと試みが、これに失敗して現在は信頼を獲得するために予防と治療に替わった。これこそ中国政府が目前にある重症急性呼吸器症候群(SARS)に抵抗しようとして直面したジレンマである。といった。

中国の民衆は政府が常に我々を騙していると感じている。現在中国内閣総理温家宝が彼らに、「私達は同じ船に乗っている」と告げても、この宣言だけでは多くの中国の民衆の信頼は再び呼び起こせない。

中国政府は既にSARS予防と治療対策をとっているが、中国の民衆は政府が疫病状況をコントロールできると信じていない。多くの民衆は未だ政府の北京を離れないようにという要求に違反して、数十万人に登る民衆は絶えず北京を逃げ出している。

医者達はこういっている:実際多くの人は病院に送られ隔離されたくないので自分に咳などの症状が出ても言わない。中国政府は急速に拡散するSARS感染を制御するために、既に厳しい隔離対策を取っている。現在中国大陸では既に少なくとも三千百六人が感染されており、百三十九人が不幸にも死亡した。感染と死亡人数は世界のほかの地区よりも多い。

国際健康組織官員は一貫して民衆の政府に対する信頼はSARSに対抗する重要なポイントだ、と強調した。世界銀行が最近出した一部の報告では、民衆からの諮問(???)に対して正直と透明度が民衆の自信を起こさせ、経済に対するSARSの影響を最低限に降下させる重要な要素である。


4月29日トラックに乗って北京を逃げ出す人達