中央社:中国政府は莫大な国家財政を費やして法輪功に対する迫害を行っている
2003年3月23日
【明慧ネット】(中央社記者の3月21日オタワからの情報によると)、カナダ国会議員のアンディース氏は3月21日に、信仰の自由を踏みにじっている国家に対して経済的援助を停止すべきだと言う議案を提出し、その議案は「特殊経済衡量議案」の修正案となった。
アンディース議員は、「法輪功迫害追跡調査国際組織」を招き、国会で記者会見を開いた。彼らたちは「中国江沢民政府は国家財政資源を用いて法輪功に対する迫害を行っている」と言う主題で、カナダ政界およびマスコミに対して、中共は全国の四分の一の経済資源を費やして法輪功への迫害を行ってきたと暴露した。
目前、中国において全国の大量の人力と財力が法輪功を迫害するために使われており、法輪功を弾圧するための莫大な資金は国庫そして他の資源から取り出されて、全国の人々の生計に巨大な圧力をかけ、また中国の国家の経済発展に深刻な影響を与えた、と当機構が発言の中で指摘した。また当機構は、多くの例を挙げ、中国経済資源の四分の一が法輪功への迫害ために費やされており、これによって法輪功への迫害が今だに続いていると証言した。それらの資金は主に、国内や海外からの投資、人々に課された重い税金、そして法輪功学習者、とその家族や勤務先会社からの不法な罰金から来ている。またそれらの莫大な資金は、公安警察、国家安全部、中国全土の「610オフィス」と言う犯罪組織、そして外交などに使われている。
例えば、2001年12月に、江沢民は42億人民元を投じて、法輪功学習者に対して洗脳を行う洗脳センターを設けた。2001年7月4日、アメリカのABCテレビ放送局は、中国の労働教養所に拘禁されている人の半分は法輪功学習者であると報道した。中国当局は、より多くの法輪功学習者を収めるために、多くの省、市政府は大量の資金を費やして、労働教養所の拡大工事を行ったと言う。たとえば、山西省は労働教養所を移動する工事に、1937万人民元を使った。
さらに、より多くの人を法輪功学習者への迫害に参加するように、金銭を使って迫害を加えた人に奨励金をだした。馬三家労働教養所の所長である蘇氏は人民元5万元、副所長の邵氏は3万元の奨励金を与えられた。多くの地方において、法輪功学習者を捕まえた人に数千元から一万元以上の奨励金を与えたという。2001年、中国公安部の内部からの情報によると、天安門だけで、法輪功学習者を捜捕するための一日の費用は170万元から250万元ぐらいかかり、従って毎年6億2千万元から9億千万元ぐらいかかっていると言う。また、都市から辺鄙の農村まで、地方の警察署から「610オフィス」の官員まで、法輪功学習者を捜捕し迫害するために江沢民は数百万人を雇っているので、その人たちの給料、残業手当、奨励金、そして他の手当てを全部合わせれば、総額千億人民元以上に上る。
また情報によると、2001年2月27日、江沢民は40億元を投じて、法輪功学習者を監視するために大量の監視器を安置した。また出版社は法輪功を中傷し、人々からの恨みを募るでっち上げの読み物、例えば書物、パンフレット、VCD、宣伝用のポスターなどをつくり、出版した。そして、法輪功を中傷する映画(今上演中である)、ドラマをつくっている。
海外にいる法輪功学習者を監視、邪魔するため、そしていわゆる法輪功学習者のブラックリストを収集するために、数多くのスパイが中国から派遣された。
カナダなどの国を含めて、十五カ国にある中国大使館と領事館で法輪功を中傷する宣伝展示会が開かれた。
江沢民は、連盟国として結び、国連人権会議において、中国人権問題を批判する議題に反対し中国を支持する投票を獲得する代わりに、中国人民たちの血と汗で働いてきたお金を集めて、多くの途上国に対して大量のしかも無償の経済援助を与えている。
また海外のマスコミをコントロールするために、多くの資金を費やしている。ジェームストン基金の2001年の報告によると、数多くのアメリカ主要の中国語のマスコミは直接或いは間接的に中国政府からのコントロールを受けていると言う。そのコントロールの方法としては、主に直接にマスコミをコントロールし、金銭を使って中国とビジネス関係を持っている独立のマスコミに影響を与え、放送時間と広告を行う時間を購買し、政府人員を独立のマスコミに安置すると言うようにである。
香港の『開放と争鳴』と言う雑誌によると、中国政府高官が大量な公的資金を持ち外国へ逃亡することによって、国家建設基金が膨大に外国に流れた。中国は、ベネズエラ、メキシコ、アルゼンチンに継ぎ、全世界の第四番目の資金流出国家である。例えば、2000年中国高官の逃亡によって外国に流れた資金は480億ドルあり、それは同期の中国に対する470億ドルの投資に相当する。
中国の人々が一生懸命に働いてもらったお金と外国からの多くの投資は、さまざまな形でこの邪悪な迫害に投じられている。しかし、中国政府はうまくこれらの情報を隠すことができたのだ。
この膨大な費用が使われている、史上に前例のない法輪功への迫害において、各国政府は、中国への投資資金がこの迫害に費やされているということに注意すべきである。情報によると、「法輪功迫害追跡調査国際組織」は更なる調査をし、関係する資料を作成していると言う。
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