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中国のSARSの拡散はいまだに深刻である

【明慧ネット】VOAの報道によると、タイで行われているSARSの問題を議題とするASEAN連盟国の緊急会議で、WHOの官員であるヘーマン氏は、シンガポール、香港、カナダ、そしてベトナムはSARSの伝染ピークを乗り超えたと表明した。しかし、SARSの中国での伝染情況については、中国政府がこの「非典型肺炎」という伝染性を持つ呼吸道疾病に対して一連の対策を打ち込んだにもかかわらず、その現状がまだ深刻であると考えられている。ヘーマン氏はこの会議では、中国では毎日さらに多くのSARS病例が発見されており、伝染と拡散のスピードから見ると、中国はその伝染ピークはまだまだ乗り越えていないと発言した。しかしながら、同時に、香港、シンガポール、トロントでは毎日公表されている病例が減っている傾向が現れた。特にベトナムでは、新しいSARS病例はほとんど発表されなくなった。