日本明慧


各種形態の妨害を見破り、正念を発しよう

2003/5/5 文/大陸の学習者

【明慧ネット5月5日】多くの大法学習者は、この事件の重要性を認識し、正念をもって、この起訴への妨害を排除しようとしている。しかし、各種形態の妨害の表れがあり、正念を発することを阻害している。具体例として、以下3点を挙げてみる。

(1) 中国当局は、法輪功学習者への新たな迫害方法を開始した。かつて不本意にも保証書を書かされたが、修煉を続けている学習者を含み、各種の保証書を書かせようとしている。これらは、あくまでも個人への迫害であり、大法に背く様な言葉を書かなければ、よいのではないかと考えられた。私にも同様なことが数回あり、後にこれらは、重要な時期と重なっていることに気づいた。最初は原告弁護士が出廷する日、2回目は被告側弁護士が出廷する日、その後2,3日おきに妨害され、厳しい要求をされた。保証書を書かなければ、会社を解雇され、さらに洗脳班におくるという。この様に日付と照合させると、全ては訴訟のために起きたということが分かる。学習者全体の力を分散させようとするものではなかろうか。周囲の学習者に確認してみると、同様にその日付で異なる妨害を受けていた。これは旧勢力による訴訟が円滑に運ぶことへの妨害ではないかと思う。

(2) 次に、学習者に残っている執着心を利用し、全体の力を削ごうとすることである。さらに、執着を拡大させ、乗り越えられないと錯覚させ、動揺させようとした。夫婦で法輪功を修煉している学習者において、夫婦間に起きた些細な矛盾のため、奥さんは大法の仕事に協力できなくなり、法を学ぶことと正念を発することに大きく影響した。自分の内面に向け原因を探すことで、一旦は解決したように見えたが、数日後また同じことが繰り返された。二人はこの問題を突破できず、なぜこうなったのかよく分からなかった。これに近い状況が、各学習者の間で、起きている。隙を付かれたようで、皆互いに消耗し、全体の力に大きく影響した。数年間の修煉を経た学習者らは、皆内面に向けて探すことがよく出来ており、さらに慈悲をもって他人に接することが出来ている。なぜ最近になり、この様な不協和音が発生するのか?これも旧勢力による妨害に違いなかろう。皆が内面を見つめると同時に、旧勢力による妨害を排除する必要があり、具体的問題に拘り、問題を解決するために問題を解決するのではなく、唆しに乗ずることなく、全ての執着心を下ろして、旧勢力への徹底的な否定となる。李 洪志 先生は既に「道法」で明らかにされており:“弟子として、魔難がやってくる時、坦然として動かず、あるいは異なる次元のあなたに対する異なる要求に符合するというところに心を置くことができれば、十分に関を乗り越えています。それでも魔難が尽きることなく、長引いてしまう場合、もし心性あるいは行動に他の問題がなければ、きっと邪悪な魔が皆さんの放置している隙を乗じたに違いありません。”

(3) さらに、一見では分かり難い妨害にも注意すべきである。専門に学習者を迫害する部門が、一部の学習者(社会的地位のある)を丁重に扱っているようである。これらの学習者は警戒を忘れてしまい、また感激する心をもっているようである。これは正法への認識不足と安逸を求める心の表現ではないかと思う。厳しく言えば、自分さえ迫害されなければ、それでいいという個人主義の現れではないかと思う。学習者を守っているのは法であり、先生である。この肝心な時に、理知と冷静が必要ではなかろうか。

以上は、あくまでも一個人の認識であり、皆様のご意見ご指摘をお願い致します。