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米国居住者である李祥春さんは、上告を却下され南京刑務所へ送られた

【明慧ネット5月18日】米国居住者である李祥春さんは、中国当局により不当にも、三年の刑を下された。上告したが、当局の影響下にある裁判所に棄却され、南京刑務所へ送られた。南京市のある江蘇省は、WHOが指定した中国における5ヶ所のSARS感染地帯の一つであり、外部の人の立ち入りは禁止となっている。李さんの家族も、合衆国政府の上海駐在員らも、見舞いに行くことさえできなかった。4ヶ月間に渡り、李さんの婚約者は、電話による会話も許されず、米国領事館員でも面会時間は毎月わずか30分間であった。李さんは、テレビを利用し法輪功の真相を伝える意図があるという理由で、3年の刑に処されたという。当局は李さんを拘禁することと、法輪功との関わりについて否認したが、法輪功関係の書籍を押収した。現在まで、李さんには、煉功することの自由は与えられていない。 

2002年10月、"集団虐殺の罪” により、江沢民氏は合衆国連邦地方裁判所に訴えられたが、7ヶ月経過した今、その間に100名を超える学習者が迫害により死亡している。確かな記録によると累計死亡者数は、702名となっている。SARSが猛威を振るい人間の肉体を破壊しているが、“真・善・忍”を中傷することは、人間の精神と道徳に危害を与えた。人に徳なくて立身ということがあるのだろうか?李さんが強権と虐待に直面しながらも、政府の虚偽虚言を暴き出すという勇気と良知は、SARS隠しを明るみに出した蒋彦永医師を連想させる。同様に仁愛の心と人のために、自らを顧みない献身的な精神をもつという、正に中華民族精神の気骨ではなかろうか。

中国刑務所の法輪功学習者に対する残虐は周知の事実である。合衆国政府を含む各界の人々が救援の手を差し伸べられ、李祥春さんを救い出すよう呼びかける。