日本明慧


生命のお守りー急性伝染病(SARS)からの啓発

2003年4月26日 文/鄭心心(アメリカ)

【明慧ネット4月26日】新型肺炎(SARS)は去年11月から、どんどん数が増えて皆の注目を集めており、現在は全世界の人々が毎日関心を持つニュースの焦点になっています。この急性伝染病はどのように広がってどのような結末を招くのかは解決も予測もしにくいことです。人々は積極的に急性伝染病を防ぎ止めるよい方法を探す同時に、いくつかの人は人生の基本的な問題を考えるようになりました。人生は結局どういうことなのか?人はどのような生き方をすれば世に1度たけの人生を無駄にせず過ごせるか?この天から降りてきた急性伝染病は、私達を何処に連れて行くのか?

過去5ヶ月の間に、多くの人々は十分な情報を得られず、江沢民がこの急性伝染病の災難を招いて拡散する元凶であることを知らないのです。しかし多くの人々は権力を握っている江沢民の利己的な私欲がはっきり見えていて、中国政府はどのように人民の生命と安全に対応しているのか、この政府は重大な問題で嘘を何処まで作るのかをはっきりと見ています。それ以外に、私達はまたどんな積極的な啓発を得ることができるでしょうか?
 
心をこめて、近ごろ大陸の親戚と友人、メル友と頻繁にメール交換を行って、SARS発生の情況と情報を知らせて、表から見ると日常の激励とくれぐれの言い聞かせになるけれど、昨日はある面識もない大陸のメル友から手紙を受けて、読んだ後は心の中の重責は減って、新しい望みが見えてきました。以下の何枚かの手紙を出して、もっと多くのメル友と分かち合いたいです。

この友はこう書きました。SARSは私達に生命の無常と弱いことを気づかせて、私達のような基本的に健康な若者に1つの珍しい機会を与え、自分の生命の瀬戸際に来て自らのすべてを考えさせています。以前、私達はいつも「去り行く」ことを遠いことと感じて、少なくても70歳の前までは毎日が自分のもので、私達はまだ「そんなに長い人生」を歩かなければならいと思っていました。実は、SARSがなくても、私達の中で誰も自分には必ず明日があるという保証はできないのです。
 
この大きな環境の下で、私達は自分達の多くの仮説の全てを創立出来ないことに気付ました。私達はいくつかのこまごまと煩わしいもののために人を傷つけ或は追求し、ひっきりなしに続けたのは幸福と未来のために何かを蓄えて行くことでした。私達は他の人への愛情を隠して表に表せず、「未来にはまた機会がたくさんある」と思い、自分達と違う人と事は許さす拒絶して、それは「原則の問題」であると言い、自分の知人に対してはこの態度で、見慣れてない人に対してはまた別の態度、つまり「彼は私と何の関係もない」という態度をとっていました。
 
SARSは私達人のちっぽけなことに警告しています。科学技術がこんなに発達した今日に、「自然を征服出来る」と言っている人類が1つの疾病に直面してどうすることも出来なくなりました。SARSは私達に感謝を知るように教え、感謝は危機の中で友情と平和を見ることが出来るように教えていました。私達は本当に何かをするべきであり、他人のために何か貢献したいです。
 
このメル友はまた手紙の中でこう書いています。皆は今日から生活のためにいくつかの変更を始めています。その中には「他人に対してもっと寛容でもっと理解して、厳しすぎることはしない」、「先ず人を理解し、次に人の理解を貰う」、「もっと多くの善意を持って、静かに他人を助ける」、「親に電話を掛ける時間を増やす、彼達が自分達を知ることは貴方に対して重要である」、及び「恨み言は少しにすると、解決案の一部分になる」等々でした。この手紙は私に久しぶりの感じを与えました。この平凡な繁華街とこの命を奪う危難の中で、この手紙の字と行間のなかでは人間性と尊厳が現れていたし、人生の思考の中で誠実に、善良で、心深い光華が現れていました。
 
この数日の間私は二つの物語を聞きました。その中の一つを紹介します。ある農村のおばさんは何年の間硬い物は食べられず、何時もお粥を飲んでいました。家の食事作りと飼っている豚に餌をやるのと家事は夫と甥のお嫁がやってくれました。ある人は彼女に「真善忍」と「法輪大法は良い」を教えていました。彼女はすることが無いときには何時も暗記していました。一ヶ月後おばさんは人に「私は御飯を食べるようになりました」と言いました。皆は如何して治ったの?と聞きました。彼女は「私は夜眠れないときは暗記していたし、夢でも覚えていたよ、法輪大法は本当に不思議ね」と言っていました。そしてもう一つの物語はこういうものです。ある若い女の人は同僚と一緒に仕事中感電して危険に遇ったときに、突然ある人から教わっていたことを思い出して、誠に「法輪大法は良い」を暗記していました。すると彼女の心は落ち着いて「法輪大法は良い」との一念が出て来ました。奇跡が起きて同僚達は皆傷を受けましたが彼女は大丈夫でした。支配人は原因を聞いて大変驚きました。
 
ある大陸の友人に電話をかける時、彼女にこれらの二つの物語を伝えました。彼女は「私は法輪功を学んでいないけれど、考えてみると、実は自らは真善忍三文字に従って努力してきた一生であると、只この二つの物語を聞く前には確実に認識出来てなかったと……貴方は私がこの危難を過ごすことができると思うの?」と言いました。私は「出来る、私はあなたを信じる。」と言いました。この話は彼女を慰めるために言っていたのではなく、本当に心から思っていました。長い間の生活で人々は商売の話ではなければ家事の話をするばかりで、人生の理念を言うことは少なかったのです。今は逆になり、災難の圧力は、誠実に無私で、善良で、寛容で、根気よい、穏やかで、平和との古い道徳的な教育の中の良い物が、また私達の心の中で再び重要な位置を占めています。運命の指示に感謝しています。友達は更に生きることが確かで、充実なすばらしい人生になることを望みます。

私は人の精神力は巨大であることを信じています。真善忍の3文字に含まれている正気は測ることが出来ないのです。昔の人は急性伝染病は邪気が予想つかないくらい多くなって起こることで、また邪気は正気に勝つことは出来ないと言っていました。だから、今の全世界、特に大陸の疫病発生の情況は今なお狂暴な発展の情況にあるときに、私はむしろ真善忍の翼の精神的な飛躍に乗って、マスク、手洗い、漢方薬西薬の保養以外の更に生命の善良で根本的な望みである良い処方をします。

大陸のすべての親戚と友達、および彼達のすべての親戚と友達、皆はこの文章を読んで生命の守りを得ることを私は望みます。