中国共産党は精神病治療を濫用し、法輪功学習者を迫害する事実は、国際的精神病専門家の注目を呼んだ(写真)
【明慧ネット5月24日付】2003年度米国精神病学会総会における、ロビン J
マンロ(Robin J. Munro)氏の中国内での法輪功学習者及び異議人士に対する精神病療法を濫用した政治的な迫害に関する講演は、各国の専門家の高い関心を呼んだ。
この中国における異議人士への精神病医学の手段を濫用した、政治的迫害に関する研究により、マンロ氏に、5月19日米国精神病学会より、2003年度の患者を擁護する賞が授与された。
マンロ氏は現在、イギリスのロンドン大学で、精神病治療と相関する法律問題に関する研究に携わっている。中国の精神病治療の手段を濫用した法輪功学習者あるいは、異議人士に対する政治的迫害に関する状況を、多年に渡り研究調査を行なった。《危険な思想:今日の中国における政治的精神病と毛沢東時代に発するその起源》などの著書がある。
マンロ氏は、この第156回総会に参加するために、渡米し講演を行った。講演は高い関心を受け、出席者からは積極的な意見が述べられ、いかにして、この中国の状況を制止するかということに関し、多くの提案がなされた。
マンロ氏は、マスコミのインタビューの中で「中国では、精神病治療の手段を利用し、異議人士を政治的に迫害する現象は、既に文化大革命の時期に行われていた。80年代から90年代にかけ、明白に減少したが、90年代の末、私がこの方面での研究を終りにしようしたところに、突然法輪功に対する弾圧が99年に発生した。法輪功学習者が、強制的に精神病院へ監禁され、明らかに健全であるにもかかわらず、精神病治療をされ、虐待され、殴られた…これらが多くの報告により証実された。これらの治療は治療ではなく、迫害である。3年来の何百件にも上る例は、皆明確な証拠を持っていた。この治療の実際の目的は、法輪功学習者を脅かして、修煉を放棄する保証書へ署名させるためのものであった。一旦この保証書に署名さえすれば、直ちに釈放されるのだった。これは医学の立場から見れば、絶対に根拠の無いものである…もし、彼らが本当の精神病患者だったら、ただ一枚の紙で治ることができるのであろうか?これらの本質を我々に対し、はっきりと見せるものである。現在の中国の精神病院における、これらの事例が、最も数の多いものであった」と指摘した。
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