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カナダ民間団体はSARSの教訓を汲み取り、法輪功の処理を改めるように中国政府を促した(写真)

民運会の主席関卓中さん、六四事件調査委員会の盛雪さん、全世界23条反対大連盟の呉建涛さんは新聞発表会において。

【明慧ネット5月30日報道】5月29日、トロント支援中国民運会、六四事件調査委員会及び全世界23条立法反対連盟はカナダのトロント市政府で、“SARS、六四 及び23条"に関する共同新聞発表会を行い、SARSの教訓を汲み取り、六四事件、23条及び法輪功への処理を改めるように中国政府を促した。

トロント支援中国民運会の主席関卓中さんは6月1日日曜日の夕方7時半に中国駐トロント大使館の前に“六四”事件十四周年を記念するデモ行進を行い、夜8時半にトロント大学六四事件記念碑の前にろうそく追悼活動を行うことを宣告した。関卓中さんは次のように話した:“14年前に学生たちは求めていた目標が今日までまだ実現できず、我々は引き続き求めて行くと同時に犠牲になった学生たちを追悼したい。中国のSARSに対するやり方から見れば、中国の人権問題はまだ改善されていない。真実の情報をメディアに漏らした蒋彦永医師は政府に冷たく対応された一方、政府は手段を尽くして感染の情報を隠蔽している。今、SARSは北部の国境を越えてロシアにも伝えた。中国政府のやり方は中国国民だけでなく、世界の人々にも危害をもたらした。

全世界23条反対連盟の呉建涛さんは次のように述べた:全世界23条反対連盟はずっと23条の立法を強く反対してきた。この立法は中国共産党に嫌われた民間団体の弾圧を香港に伸ばすつもりである。特に許しがたいことは中国共産党がSARS感染拡大の最中にこっそり立法成立を狙っていたことである。また、呉建涛さんは次のようにも述べた:“SARSによって一つ重要な問題が明らかにされた:我々は一つの共同社会に生きており、暴政の国があれば、すべての人々は暴政の犠牲品に成りかねない。中国共産党政権内部の人も同じである。それで、我々すべての人々は責任を持って、中国共産党の暴政に反対し、この人権を踏み躙る政権に反対し、香港の23条の悪法も反対し、法輪功学習者への迫害も反対し、民主運動の活動家への迫害を反対すべきである。”

六四事件調査委員会の主席盛雪さんは記者にこう話した:“昨日中国共産党の法廷で4名の知識人(北京消費日報の記者徐偉さん、地質科学者?海科さん、コンピュータ技術者楊子立さんとフリーライター張宏さん)に判決を下した。この人たちは皆法を守る良識者で、ただ一緒に社会問題を議論しただけで、警察に秘密に連行され、8−10年間の刑を科せられた。他に民主活動家王炳章さんは無期懲役を科せられたし、楊建利さんは逮捕されてから現在まで監禁されたところさえ家族の人も知らない。中国共産党の手段は益々厳しくなってきた。人権問題はとても厳しい状況に置かれている。” 

“中国政府の犯罪者は海外の法廷で告訴された”ことについて聞かれた時、関卓中さんは次のように話した:“最近成立された法輪功迫害追跡調査国際組織はとてもよい実績を上げている。メディア以外に、法律制度を利用することも暴政に抵抗する有効な手段である。4年前に李鵬がニューヨーク法廷で告訴されたことと今回江沢民がシカゴ法廷で告訴されたことはその実例である。また、呉建涛さんは次のように述べた:“六四事件の時、戦車がやって来て学生に銃を発射したこと、法輪功学習者を迫害すること、悪政によってSARSの蔓延に導いたことはすべて集団虐殺罪に相当し、ヒトラーのユダヤ人を虐殺することと同じ、決して許してはいけない犯罪である。中国政府を操っている江沢民は犯罪者の張本人である。実際に、どの人の心の中にも善悪の秤があり、人間の法廷以外に、また人心法廷、道義法廷がある。悪いことをした人は一時人間の法廷から逃れても、決して人心法廷、道義法廷の審判から逃れられない。” 

最後に、関卓中さんは次のことを指摘した:一人一人の手の中に一本の小さなろうそくを持って、十数万人が集まれば、かなり明るく照らすことができる。