香港の法輪功学習者が「六四を忘れない、二十三に反対する」のパレードに参加する(写真)
【明慧ネット6月3日】《基本法》第二十三条の立法に反対するため、昨日 香港の法輪功学習者が「六四を忘れない、二十三に反対する」パレードに始めて参加した。法輪功学習者は「香港人が「六四」事件に参加して その時鎮圧された学生を助けたことによって北京当局は香港が「転覆基地」にならないように、二十三条を立案した」と指摘した。「その他、最近法輪功学習者がアメリカで「集団虐殺罪」で中国元国主席江沢民を起訴したが実際江氏は「六四事件」でも重要な役割を果たした;彼の十三年間の国家主席の生活も「六四」の血を踏まえて始まった」と述べた。
江氏が異分子を鎮圧したのは《導報》を閉鎖したことから
パレードに参加した一人の法輪功学習者は以下のように述べた。当時の「六四」で全国各地の学生たちを請願させるきっかけは《世界経済導報》が当時上海で上海市委員会書記の江沢民によって閉鎖されたからである。このことで江氏は手柄を立てた。その年の5月下旬に北京に派遣されて政治局常務委員に昇進した。殺戮事件(六四事件)の後 趙紫陽氏の代わりに中央総書記を担任した。その後さらに国のリーダーになって「江核心」(つまり総書記、国家主席、軍事委員会主席)になった。任期中同じ名目を持って——国の安定を守る——法輪功の鎮圧を画策した。
パレードの中で一番目立つのは法輪功学習者と見られる。一貫して平和で穏やかである。「江沢民を審判し、悪法23を除去」、「世界が真善忍を必要とする;23条立法に反対する」、江沢民九つの罪を告訴するなどと書いてある黄色や白、青色の横額を高く差し上げ、黄色い服を着て 静かに整然とした列でパレードした。
23条立法は自由と法治を破壊する
法輪功学習者の呉先偉氏は「六四」十四周年のパレードに参加するのは今年「六四」の主題に23条に反対することが含まれたからである。彼女自身は23条のために維多利亞公園に来たと表明した。香港政府の計画では7月に23条立法を採択する。しかし香港が自由と法治の社会なので23条の立法は香港にとって良くないと指摘した。
呉先偉氏はアメリカ公民なのでアメリカ領事館は香港で載っているニュースに特別な注意をしている。彼女の覚えによると去年9月にアメリカの香港駐在領事が離任した時「23条立法が香港にとって“命に関わる”事である」と述べた。それに呉先偉氏が23条の内容が不公平だと表明した。
マカオの法輪功学習者は遥々香港にやってきて23条に反対する
昨日パレードに参加した法輪功学習者の中には、香港の法輪功学習者だけでなくわざわざマカオからやってきた学習者もいた。香港に来たのは23条に反対するためであって、23条が人の思想と言行の自由を束縛すると表明した。法輪功が中国本土で鎮圧を受けたのは99年7月であったが当時もう憲法に違反したものであった。それで江沢民は法律に従ったと見えるように、その年の10月に政府当局は“ゴム印鑑"と呼ばれている人民代表大会で法律を通して、法輪功を鎮圧することが“合法化”であると言う偽りを作った。
今香港の23条の立案も同じである。社会の安定を守るための法律を作るように見せかけて実は落とし穴であった。例えにすれば 一本の棒で人を打てるし異分子を抑圧できる。棒(中国共産党)が思う通りに振舞える。実は今の中国本土の現状からみて、23条立法の悪い結果が明らかに分かると彼女たちは指摘した。
マカオの23条は無諮問、無民主
もし香港の民衆が分かってきて一緒に23条に反対すればこれからもっと自由な生活が送れる。マカオの23条は強行に立案中であって、無諮問で必ず立案するそうであると彼女たちが述べた。
記者が税関で意地悪をされたかと尋ねたら、彼女たちは「あります!(マカオ)税関で証明書類を検査した後 ちょっと待ってと言われて、パソコンで私たちの証明書類をスキャンしたりした。5分か10分ぐらい待たされてようやく税関を通った。船に乗って座ったら先程の警察が追いかけてきてまた証明書類を渡して番号を写し取った」と述べた。
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