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警官は法廷を前に、迫害により衰弱しきった学習者を容赦なく蹴った

【明慧ネット6月17日】2003年6月12日の午前、黒竜江省呼蘭県の裁判所は、不法な法廷を開き、当県方台郷の法輪功学習者である張学文氏に対して、懲役の判決を下した。 

張学文氏(男性56歳)は、呼蘭県方台郷に居住している。今年の3月、密告により呼蘭県公安局により不法に連行された。留置所においても、正念を持って絶食により抗議したため、非人間的な虐待をされた。約3ヶ月後の6月12日の張氏は、白いパトカーの席に横たわり、顔色は真っ白く、両目はしっかりと閉ざされ、痩せ細った体は立つことも出来ない状態であった。堂々たる体躯の男性が、3ヶ月あまりでこれほど迫害され、さらに警察は彼を法廷に立たせ、有罪へと導こうとした。 

警察は今日の法廷を開くために、何かと手を打っていた。人を雇い入れ、張氏を法廷まで背負って行かせるようにと言い、こうしなければ家族を法廷に入らせないと脅迫した。しかし、張氏の家族で警察の脅迫に従う人は誰もいなかった。警察はひどく憤慨し「そうであれば留置所に戻し、そこで判決する」と言った。

その時、一人の警察官が張氏の身体を数回蹴った。そして「帰ってから、またお前に清算してもらう」と叫んだ。この警察官は、法廷を控えているにもかかわらず、多くの人の目の前で、衰弱しきった一人の人を酷く殴るという醜態をさらした。警官が本当はどのように法輪功学習者を扱うのかが十分に想像できる。