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秋田県における自動車リレーからの体験(写真)

【明慧ネット6月21日】6月12日〜15日、秋田県で行った自動車リレーは、秋田県庁へ真相を伝えると共に、マスコミの記者会見を開くというのが主たる目的でした。今回の自動車リレーを通じて、多くのことを学びました。ここで皆さんと一緒に交流したいと思います。

記者会見で記者たちは、金子容子さんのこと及び救援支援の会について、多くの質問をしました。しかし、ある一人の記者が質問した内容は、ほとんどが法輪功に関する問題でした。それらの質問に対し、出来る限り詳しい説明をしました。その場にいた全ての記者が、法輪功についてかなり理解してくれた様子でした。しかし、記者へ真相を伝える時には、大法そして学習者が、なぜ中国政府に弾圧されているのか、また、江沢民政権の本質を暴露することに、更に一歩前進しなければならないと思います。

14日と15日は休日でした。私たちは金子容子さんを救出するための署名活動を行うために、道路使用許可が必要でした。しかし、それは何日間も前に、申請しなければならないものでした。そこで、13日の午後4時に正念を発しながら、警察署に行きました。警察に今回活動の目的や、なぜ事前に許可を申請できなかったのかを説明し、理解と支持を得ようと努めましたが、秋田市の道路を使うためには、商店街の組合からの許可も必要であることを知りました。それでも、真相を伝え正念を発することで、全てが順調にいき、30分間もたたないうちに、最も好条件の場所の道路使用許可をもらうことが出来ました。正念の強い力と師父の洪大な慈悲が、衆生に対し大いなる機縁を与えてくださったことを深く感じました。

署名活動中、多くの感動を受けることに出会いました。秋田には、まだ学習者はいないのです。従って、ほとんどと言っていいほどの人が、法輪功のこと、金子容子さんのことを知らないです。真相を伝え、衆生を済度することが、いかに重要で差し迫ったことであるかを感じました。署名を集めながら、人々に簡潔に法輪功と法輪功学習者が、迫害を受けている状況を説明し、このことを周りの人にも伝えてくださるようお願いしました。真相を知った人々は、日本語があまりできない学習者の手伝いをして、真相を伝え署名を集めたり、あるいは、私たちの側に立って、道行く人が署名してくれるよう大きな声を出して呼びかけたりしてくれました。ある人は学習者や学習者の子供が、食べ物を買うためのお金を差し出しましたが、私たちは感謝しながらも、むろん受け取ることはしませんでした。そして、その人に、私たちはお金を募っているわけではなく、ボランティアでやっていることを説明しました。また、ある人は法輪功に対して、強い興味を示してくれて、学習者に電話番号を渡しました。純粋な心があってこそ、人々のはっきりと分っている一面へ、大法の神聖さと威力を感じさせることができる、ということがよく分りました。これから秋田にも、新しい学習者がいるようになるかもしれません。14日の一日で、4,000部の真相を伝えるビラを配り、700名の人々から署名を集めることができました。

今回の秋田県での自動車リレーでは、真相を伝える上に良い効果がありましたが、不足なところもあり、改めなければならないと思います。

1.資料の準備が十分でなく、資料不足でした。

2.法を学び煉功をするための良い環境には、なっていませんでした。やはり、法を学ぶことが、十分ではなかったということで、特に車中においてです。疲労からか、皆は車に乗るとすぐ寝てしまいました。何人かの学習者は、この4日間で、《転法輪》の一講も読めませんでした。また、正念を発する時に、居眠りをしてしまいそうもなりました。

3.事をなし遂げたいという心が現れました。真相を伝えるビラを数多く持っていたため、秋田を出る前に、全部配ってしまいたいという気持ちが芽生え、書名活動の二日目には、焦るようになりました。衆生を済度することが、常人の中の仕事の様になってしまい、結局は多く配れず、むしろ配ったものは少なくなりました。また、ある学習者は正念が十分でなく、邪悪に隙に乗じられ、業力を消すという状態が現れてしまい、ビラを配る際に元気が出ず、早く終わりたいと考えてしまいました。

今回の秋田県での自動車リレーは、大法修煉の厳粛さと衆生を済度する厳粛さを感じさせてくれました。修煉は児戯ではありません。どれほど多くの法を正す仕事をしても、修煉に代わることはできません。内心を変えて着実に修煉していけばこそ、真に向上でき、また自我を放下すればこそ、真に法のなかに溶け込むことができ、三つの事をよりよく行うことができると思います。