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法輪功-アイスランド委員会は、アイスランド事件1周年に際し、裁判所へ訴状を提出した

【明慧ネット6月15日】2002年6月11日、アイスランドの航空会社が、アイスランド政府の要求により、中国政府が提供した法輪功学習者の“ブラックリスト”に従い、アイスランドを訪問している江沢民氏を抗議しに行く、法輪功学習者の入国を拒否したため、学習者は空港で監禁され、入国することが出来なかった。

2003年6月5日、アイスランド情報保護専門局による正式な裁決が下された: 

"アイスランド司法部が学習者の関係情報を航空会社に提供すること、および米国、ノルウェー、デンマーク、イギリス、フランスなどに駐在するアイスランド大使館へ提供し、学習者の入国を阻もうとした行為は非合法である” 

アイスランド政府の江沢民政権の圧力下における不当な決定を正すため、法輪功-アイスランド委員会は、2003年6月11日アイスランド国会に、オンブズマン仲裁委員会宛に訴状を渡、アイスランド司法部当局の前で記者会見を開いた。アイスランド政府は遵法精神に則り、誤った決定を是正すべきであると呼びかけた。テレビ局、ラジオ局やアイスランド最大の新聞モルガンブラデッド紙の記者も取材に訪れた。 

オンブズマンは、1809年のスウェーデン国会に始まり、国民・市民からの苦情を処理する機関のことを言う。"ジャスティオンブズマン機関"は、国民の権利を守るため政府による職権濫用を監視し、影響力を軽減させ、不公正な決定を監督する機関である。アイスランド国会のオンブズマンは1995年に始まり、アイスランド政府の援助により、政府が職権を行使することを無料で監督する独立した機関である。