日本明慧


正念を発し重点を掴む〜江沢民氏の告訴について

2003年6月11日 文/海外の学習者 

【明慧ネット6月11日報道】
大法の学習者は、物事を見るときに、その表面の現象をだけ見るのではなく、その背後にある実体を重視すべきではないでしょうか。私の現在の認識では、悪の首魁を起訴することは、大法を実証すること、真相を説明して衆生を済度すること、及び学習者の心性を高めることであり、法を学び、真相を説明し、正念を発するという三つのことをしっかりやることであると思います。
 
この三つのことをすると同時に、自らの心を修め、法理の上からこのことを見て、絶えず自分の認識を高め、後天の観念による認識上の障害を破り、認識を向上(心の昇華)することは、必ずより良い行動の効果をもたらすことができると思います。

江沢民氏を起訴することは、邪悪な要素全体に対する致命的な打撃となることと思います。おそらく邪悪な勢力は、全力を尽くし彼を守り、絶えず彼に力を補給していると思います。最近、邪悪勢力は幾つかのことに騒動を起こし、本質を隠そうとしてように見えます。目的は邪悪の首魁を守り、告訴の件に対する学習者の注意力を分散する狙いなのでしょう。このような小手先の技では、実質に変化はないと思います。表面の現象に惑わされることなく、本質を掴んでいくことが肝要と思います。

私たちは軽重と緩急を使い分け、重要なことを中心に行い、同時に他のことにも気を配らなければならないと思います。すべてのことは単独ではなく、必ず相互に連係しているはずです。すべてのことを今回の告訴の件と連携して行い、全面的に推進することこそ、告訴の成功への有効なる支援でしょう。例えば、香港の23条立法問題、李祥春さんの救援問題など、その根元は、やはり邪悪の首魁のところにあると思います。告訴の件は、重点を押さえ全面的推進効果をもたらす方法でしょう。この告訴により、邪悪本来の姿を暴露し、人々の良知を呼び起こし、邪悪の実体を理解してもらい、広い範囲で衆生を済度する目的を達すことができると思います。更に例えて言えば、学習者の間の隔たりを除去することも同様と思います。これによって、学習者の心を一つにして、協力し合い、纏まった力がより大きな威力を発揮することができるでしょう。こうする事によって、告訴の件に不利な影響を受けないばかりではなく、返って推進することができると思います。この件により、物事の本質を把握することができるようになったことは、よい勉強になったと思います。すべての行動及び方面より重点を圓容させ、併せて他のことをも考え、重点と一般との連係を取れば、重点を圓容すると共に、全面的に推進することもできるでしょう。
 真相説明にも重点と全面を合わせて行うべきと思います。本件に直接関連する部門を重点に真相を説明し、同時にメディア、各種の媒体にも気を配り、より多くの正義の声で、邪悪を非難するように努力すべきと思います。邪悪勢力が隠蔽や詐欺という手段を使うならば、これを利用して、邪悪の本当の姿を暴露させ、早く消滅するように努めるべきと思います。また、邪悪が馬脚を表したらならば、すぐ掴まえて、偽装を取り払い実体を露呈させ、肝心なところを痛打し、逃れる機会を与えないように努めるべきと思います。

この告訴に関しては、私たち全体が、成熟に向かうという問題もあると思います。本件の進展の過程で、さらに全体的に昇華してくことが肝要ではないかと思います。全体が一つとなり正念を発することができれば、邪悪は根絶されることでしょうが、現状そこに至る様な効果まで達してはいませんでした。ですから、邪悪の力は首魁を支えることができるのでしょう。私たちの間に隔たりがあり、心が纏まることなく、全体の協調ができなければ、全体の効果は必ず影響されることでしょう。自分自身もその様なことがありました。正念を発する時間である夜12時に起きることができず、結局朝6時に目が覚めました。機会を逃したことを後悔すると共に、次の正念を発する際の集中へも影響されてしまいました。これらは他の空間からの干渉により、起きたことではないかと思います。着実に法を学ぶことにより、正念を持ち、はじめてこれらの干渉を排除できるのではないかと思います。