日本明慧


彼女は真相のCDを数千枚以上配っている

文/無我

【明慧ネット6月20日】1999年12月、一人の法輪功学習者が、北京へ請願に行ったため不法に、一年の強制労働を言い渡された。その期間中、主意識が弱かったため隙に付け入られてしまった。強制的に洗脳を受け、理性を失い、意識がはっきりとしいない状態となり、付け入られ、3ヶ月減刑されて釈放されることになった。

彼女は家に戻ってからというものの、師父の新経文と最新の説法を読み、他の学習者と交流し、自分が強制労働されている期間に、誤って悟ったことは大法に大きな損失をもたらしたと気づいた。大法に照らして自分を改め、師父の法を正す過程に追いつくよう決意した。
 
周囲の学習者は彼女の変化を見て喜び、続けて法を証明するよう励ました。ある日、彼女は真相資料のCDを渡されたが、配布することに恐れを感じた。しかし、衆生を救うことは大切なことであるので、ためらいながらも引き受けた。住宅地区内を繰り返し回ったが、配ることが出来ず、紙に包み懐にしまっていたCDが、緊張による汗で湿ってしまった。結局、恐怖心を克服することが出来ず、CDを返却した。
 
しかし、彼女は数多く法を学ぶことによって、内面に向かって探し、自分の根本的な執着—恐怖心を探し出し、“私”ということが災いをしていることが分かった。師父が衆生を普く済度するための大きな慈悲を思い出すと、涙が止めどなくあふれ出た。師父が大法弟子に衆生を救う神聖な使命を授けたことを思い出すと、居ても立ってもいられなくなり、真相資料をもらい住宅地区内に貼った。何事もなかった。彼女は“私”を突破し、新たな一歩を踏み出した。
 
師父が新経文を一篇一篇と発表したこと及び法を学ぶことが一層深まることにつれて、彼女は、大法の弟子としての使命が、真相を説明し衆生を救うことであると深く認識するようになった。特に師父が「正念の作用」を発表してから、大きく奪い立たせられた。その後、彼女は自分の周りの異なる人に合わせて、異なる方法で真相を説明した。横断幕を掛けたり、真相資料を貼ったり、チョークで住宅地区の壁や掲示板に真相を書いたり、また面と向かって直接真相を話したり、第三者的立場で説明したり、CDを配ったりした。
 
CDを配る際には、一枚一枚のディスクを有意義に使用するため美しく装飾を施した包装した。浪費しないようビルの通路ごとに2,3枚ずつ置き、さらに正念を発した。そして、数日後、確認に行き、残っているCDがあれば持って帰り再び配った。より多くの人に真相を伝えるため、VCD機を購入し、縁のある人の家に運び込み真相をについて放送した。友人のご主人が派出所に勤めており、真相について度々説明したことがあった。その人は、説明を聞いて、真相についてある程度は知っている。ある日その友人の家に行ったとき、CDを直接渡さず、こっそりとドアの側に貼って置いた。数日後、その友人に電話をすると、友人は喜び「法輪功のだれかが、真相のCDをくれたので、主人が見ていますよ」と言った。それを聞いて、彼女はうれしく思い「あなたたちには縁があるのです。真相のCDは、大法学習者たちが命を落とすかもしれない危険を犯して製作した貴重な物です。ぜひ大切にしてください」と言った。友人のご主人はCDを見て十分に理解できた。その後の仕事をするときの大法と学習者への態度が変わった。“取締強化日”や特別行動があるときには必ず、彼女の家に情報を知らせに来た。
 
以来、彼女は真相のCDを数千枚以上配った。振り返って、最初に真相のCDを配ったときの緊張と恐怖から、数千枚を配っても平然としている現在まで、その間に挫折や動揺を感じたこともあるが、やはり師父と大法を固く信じることにより、自分の正念に従い、正法修煉の道を歩んできた。現在、一層勇猛邁進しており、理知により真相を説明し、衆生を救う過程は益々よくなってきている。