湖北省公安庁長官に有罪判決
【明慧ネット6月20日】これは米国ニューヨーク南区地方裁判所が、湖北省公安庁長官兼法輪功取締り本部の副責任者趙志飛に有罪判決を言い渡した後に起きた訴訟である。米国で法輪功に迫害を加えた中国の幹部に対して、初めて起こしたこの訴訟の中で、裁判官は趙志飛に対して欠席裁判(趙志飛がこれらの告発に対して弁護しなかった)を行い、原告に名誉賠償金を支払うよう命じた。
この三名の中国の幹部は《拷問被害者保護法》《外国民事権利侵害賠償法》に基づいて起訴されたのである。この二つの法律によると、米国および外国の公民は、外国で行われた拷問または厳しい人権侵害を停止させるために米国の法廷に訴えることができるという。人権弁護士のTerri Marshは法廷のこの決定が重要な意味を持っていると述べた。Terri Marshは江沢民告訴の原告側弁護士であり、趙志飛告訴に関する書類を提出した人でもある。
Terri Marsh弁護士は次のように述べた。「法輪功を迫害する中で罪を犯した幹部に対して法的な措置を取った以外に、江沢民告訴の案件においても進歩を遂げた。江沢民は中国で法輪功を受け入れた全ての人々に対する虐殺と拷問を起こし、その後も続けてこの虐殺と拷問の中で指揮を取っている当事者である。具体的な問題を解決しなければならないが、在任中の幹部は、自ら犯した反人類罪から免れることができないとカリフォニア州での訴訟によって明らかになった。いかなる人であっても、法律を超えてはならない」。
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