明報:5万人が立法会を包囲して董建華と23条に反対した(写真)
【明慧ネット7月10日】明報7月9日の報道では、約5万人が猛暑の天気予報にも関わらず、民間人権戦線が発起した集会に参加した。董建華は情勢におされて23条の立法を遅らせるといった。
民衆は主催者の呼掛けに応じて白い洋服を着て集会に参加した。彼らは手に手に蛍光棒を振り、同時に黄色のリボンをしていた。立法会全体を幾重にも包囲し、集会中民衆はたびたびスローガンを大声で唱えた。スローガンは全て董建華の移譲要求と23条の反対だった。
香港の主な通りは座り込みの人でいっぱいになり、警察は通りを封鎖した。また一部の道路は交通麻痺状態に陥り、市内バスは路線を変えた。
7月9日国家安全法に反対する22名の立法会議員が9時15分舞台にあがり、夜会は最高潮に達した。彼らは会場のみんなに挨拶をし、会場のみんなは立ちあがり歓声をあげた。舞台上の立法会議員は民衆に対して、行政長官と立法会議員を普通選挙で選出し、政権を人民に戻するよう大きい声でスローガンを叫んだ。同時に民衆が引き続き努力するよう要求した。
人数が多すぎたので、会場の遮打花園は直ぐに人で一杯になった。会場に入る予定だったカトリック信者も入れなくなり、大会主催者は絶えず民衆に座るよう呼びかけた。
会場では最初、主題の「23条に反対し政権を人民に戻せ」にぴったり合う志を励ます音楽を放送した。と同時に7月1日の大パレードに参加した人が感想を発表した。大会半ばころ、長距離電話で台湾の民主化運動家王丹と話し合った。彼は、7月1日の大パレードと今夜の集会は中央政府と行政長官董建華に巨大な圧力をかけたので、23条立法についてなんらかの反応を示さなければならなくなった、と言った。
夜会は9時40分になり既に終わりに近づき民衆は離れ始めたが、相変わらず舞台にあがり発表する貴賓と市民がいた。今回は5万人が出席し、集会を催した人達はとても満足した。しかも集会の秩序は良好だった。民間人権戦線のスポークスマン蔡耀昌はこう言った「今後もパレードと集会活動を発動する可能性は有りうる」と。
民衆は10時頃みんな平和的に解散した。警察は集会のために閉鎖した道路を全て解放した。
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