新唐人テレビが世界に向けて初放送し　アジア向けの信号は中国に妨害される恐れがある（写真）

【明慧ネット7月10日】北アメリカの中国語で放送する新唐人衛星テレビは7月1日からアジア、オーストラリア、ヨーロッパ、北アメリカに向けて同時に放送を開始している。暗号を入れず、無料で見ることが出来る。中国語チャンネルの放送は、華人に大変注目されているが、番組が放送されると、直ちに中国ラジオテレビ部門の注意を引き起こした。インターネットのニュースによると、新唐人衛星テレビのアジア向けの電磁波による信号は、中国の妨害を受けている疑いがある。新唐人衛星テレビ局のスポークマンは、この事を実証し、アジア向けの電磁波に暗号を入れて放送する必要があり、観衆にもっと便利に見る方法を提供しようと考えていると言った。新唐人は相変わらず無料で放送して行くと言った。

オーストラリア観衆が論壇に張り出した自分が見た新唐人テレビ画面	中国観衆が論壇に張り出した自分が見た新唐人テレビ画面

中国語チャンネルは華人観衆にますます注目されている

新唐人は北アメリカの中国人が創設した非営利目的の中国語で放送する公衆テレビ局であり、2002年2月アメリカで放送を開始してから、無料で見ることが出来た。現在はアジア、ヨーロッパ、オーストラリア等全世界に向けて無暗号で放送しているので、全世界に向けて中国語で放送するテレビ業者の中では特異な存在と言える。

新唐人番組を放送するNSS-6衛星は、7月初めに95度Eチャンネルで電磁波による信号をテストすると、すぐTVRO「発焼友」（台湾では「尋星族」ともいう）に注目された。TVRO(Television　Receive　Only)とは、各衛星により転送されるテレビ信号に対して、受信して調停を試みる個人の直接受信者である。たくさんの「発焼友」はコンピュータにより衛星テレビ番組を見ており、珍しい中国語のチャンネルを発見すると、両岸の「尋星族」は小躍りして喜ぶ。たくさんのインターネットで交流している人達は自分が見た新唐人テレビの画面を張り出した。

台湾に設置されている「尋星族コーナー」は、ホームページでニュースを公表し、専門項目を開設して討論をしていた。TVROグループの人達は見た後で、このチャンネルは総合的なチャンネルであり、ニュースや演劇、政治情報の評論及び新しい知識などもあると指摘した。

中国の広東省珠海のインターネットで交流している人は、「最近香港テレビのニュースを見た時、このテレビ局の話が出たが、実は新唐人でした。」と言った。

オーストラリアのTVROグループは「大いに見聞が広まった。」と言い、「初めて北アメリカの華人が作ったテレビ番組を見て、本当に目新しく、珍しい！」「この放送を封鎖することは難しいですね、この放送をしているテレビ局は全世界に配置を完了しています。全世界向けの中国人のテレビ局を作るつもりですね。」とインターネットで交流している人は言い、「今からもっと賑やかになる。」と預言した。

「尋星族コーナー」は、「95度Eの新たに増加した新唐人テレビ局」を紹介する時、「中国は異議を唱える者を迫害する時、いつも強引な手段を取る。あの番組は海外から衛星を通してアジアに放送しているが、中国の強大な姿態は、あの衛星がこのチャンネルを放送することを妨害するだろう。大陸はあらゆる方法で、この衛星を持っている国に抗議し、妨害するだろう。このチャンネルは衛星を通して放送しているが、大陸は国内でのTVROの仲間と衛星受信事業者を更に厳しく取り締まるだろう。あのチャンネルがいつまでこの衛星により放送されるかも心配である。ですから、全アジアのTVROはこの放送に注目し、観察を続けていく必要がある。」と指摘した。