日本明慧


ある古参幹部の話を思い出す

【明慧ネット7月16日】旧暦の正月、私は、古参の幹部で、県人民大会代表である人から下記の話を聞いた。

「彼の友人の一人は、肝炎など複数の病気に罹っていたが、生活が苦しく治療を受けることができなかった。そこで、法輪功をはじめた。すると病気は無くなり、体力を取り戻した彼は、家族全員に手本を示して、一緒に学びはじめた。1999年7月20日後、彼らは中央のテレビの盗品を押しつけて、罪へと陥れることを認めず、次々と北京へ陳情に行った。そのため、刑務所に半年間監禁された。罰金と食費を合わせると一万元あまり支払うことになった。取り締まりの強化期間と思われる時になると、至るところで法輪功学習者が逮捕されている。それを見ると、心中穏やかでなく、友人一家のことがとても気に掛かる」。

こう話し終えると、ため息をつき次にこのように言った。「振り返ってみると毎回の政治運動は、民心を失うことばかりだった。1957年の右派反対運動では、いかに多くの有能な人材を喪失したことか。文化大革命で、我が国は他国より発展が20年は遅れた。孔子批判は人類文明の根源——道徳を破壊した。今日行政は土匪と結託して、人民を威圧し、公安局、検察院、法院は、反動組織と結託し、ポルノ、ギャンブル等、害毒な品を専売している。行政のどん欲さ、公安局、検察院、法院の腹黒さ、とても危険である…。法輪功は“真・善・忍”を唱え、人を善良に成るよう教え、修煉者は心身共に健康となり、その一言一行は、人類の道徳を再度上昇させる。国家は支持すべきで、迫害すべきではない。まさか良い人が多くなるのを、怖がるのではあるまい。良い人が多くなればなるほどよいではないか?法輪功が迫害されてからこの数年間、温泉と咸安城地区では、相次いで300人以上が牢獄に閉じこめられ、数十人が強制労働判決を言い渡された。一名の法輪功の学習者は、少ない場合は3千〜5千元、多い場合は数万元以上の罰金を支払い、職場から不法に解雇され、迫害され帰るべき家がない人がおり、家族の人権が侵害される人もいることを思い出した。中央ニュース報道は偽りであって、盗品を押しつけて罪へと陥れることが真実であり、公安の支援教育は偽りであって、人を人質としてさらうのが真実であり、本心で挽回すると言うのは偽りであって、残酷に迫害するのが真実であり、生存権利を守るというのは偽りであって、人間性を全滅させ、学習者を虐待するのが真実であった。

最後に、法輪大法を迫害している権力者らに知らせる。“善悪には報いがある”とは天理である。あなた方は、あなたと家族のために、大法に対する迫害を止めるよう忠告する」。

(この文章は2002年3月27日に発表された)