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法輪功学習者夫婦の「家族を救援する車リレー」がオーベンニ市から出発(写真)

【明慧ネット7月5日】6月27日金曜日の昼ごろ、ニューヨーク州・オーベンニ市役所ビルの東庭園の石段で、「2000マイルの家族を救援する車リレー」の出発式を行った。セレモニーには記者が招待され、集会と署名活動も行なわれた。苟北と呉雪原博士夫婦がここより、2000数マールの家族を救援する車リレーを始めると宣言した。

記念写真 ヨーローパで名高い芸術家夫婦の詩の伴奏付き朗誦

地元の学習者以外に、たくさんの親友や今回の活動を支持する人々もこの出発式に参加した。活動前半の記者招待会に、苟北と呉雪原夫婦はそれぞれスピーチをして、国内の親友が法輪功を修煉したために迫害を受けた実態を紹介し、社会の関心と支持をアピールした。支持している州議員2名が出席し、中国江氏集団の法輪功への弾圧を譴責し、苟北と呉雪原夫婦の車リレーに対して祝福のスピーチをした。国際大赦組織ニューヨーク州立大学オーベンニ分校の主席もスピーチした。最後にヨーローパで名高い芸術家夫婦が、車リレーのために創作した詩の朗誦を伴奏付きで披露した。記者招待会は熱烈な拍手のうちに終わった。同時に写真展が行なわれ、大法の広まりや現在中国における弾圧の残酷な事実を紹介した。2社のテレビ局が記者招待会に出席し、当日の夜のゴールデン・タイムで繰り返し法輪功に対して肯定的な報道を放送した。もう1社のテレビ局がゴールデン・タイムでその報道を中継した。

呉雪原博士夫婦の救援する相手は、呉さんの母親、68歳の曾令文女史である。曾さんは吉林大学物理学部を退職した教授である。彼女はとても善良で、仕事に生真面目であり、学生の敬愛と同僚の尊敬をもらっている。以前は体が不健康で、関節炎、骨質増殖、心臓病、低血圧など多くの病気に苦しめられていた。法輪功を修煉してから、すべての病気は一切無くなった。1999年7月に中国大陸で法輪功の弾圧が始まると、地元の有名な教授であり、また、毎朝テープレコーダーを持ち煉功点に行く古い学習者として、彼女は計3回家にいるとき捕まった。最後の1回は2002年の春節前で、非合法に2年の強制収容を判決され、吉林省長春市黑嘴子女子強制収容所に拘禁された。今年2月から、毎月きまった肉親との面会の権利が奪われ、5ヶ月もの間、曾女史に関する一切の情報がないという。

苟北と呉雪原博士夫婦の2000マイルに及ぶ家族を救援する車リレーは、2週間かけて10の都市を経て、最後にテキサス州に到着する予定である。