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610組織はお年寄りのご両親を利用して法輪功の修煉を放棄させるために李祥春さんを脅迫した

【明慧ネット7月20日】大紀元ネット新聞の報道によると、アメリカ国籍の中国人チャルス・李(李祥春)さんの婚約者付泳清さん(アメリカに在住)は、アメリカの駐中国領事館の館員に電話して、李祥春さんの近況を聞いた。電話から得られた情報によると彼は今南京の刑務所で絶食し、身体の状況も悪化している。中国共産党の610組織は、法輪功の修煉を放棄させるために、無理やりお年寄りのご両親を南京まで連れて来て彼を脅迫した。
 
付泳清さんはこのことについて次ぎのように話した:“中国人の伝統では親孝行はとても大事である。李祥春さんは年寄りのご両親に余計な心配を掛けたくない。610組織は彼を脅迫するために、この中国人の伝統的道徳観さえ迫害に利用した。”また、彼女は次ぎのように述べた:迫害の関係者は彼のご両親を刑務所に連れて来て、“ルールを守るように”説得させた。彼は両親の健康を配慮して、余計な心配を掛けたくないため7月13日に絶食を一旦中止した。7月14日から、再び絶食し始めて、7月22日まで続ける予定である。1999年7月20日は江沢民集団が法輪功を弾圧し始めた日である。刑務所に閉じ込められている彼は、この方式で法輪功が弾圧されてからの4周年を記念し、迫害に抗議した。
 
アメリカの駐中国領事館の館員の話によると、南京の刑務所は6月27日から連続五回、毎回2時間、李さんに法輪功を誹謗する資料を読ませ、強制洗脳を受けさせた。7月8日洗脳教育に出席するのを拒否したが、刑事犯により暴行され、無理やり連れて行かれた。7月9日再度拒否したので、再び暴行を受け、全身に29箇所の傷が残されている。そして、再度絶食して虐待に抗議した。
 
情報によると、この間に李さんは6回に渡って自分が書いた資料をアメリカ駐中国領事館の館員に送り出したが、アメリカ領事館に届かなかった。毎週届くべき手紙が来なかったため、アメリカ駐中国領事館の館員は直接電話してから、彼が刑務所で煉功や法輪功の書籍を読むことを禁止され、強制洗脳を受けさせられていたことが始めて分かった。
 
李さんを監禁している監房が4人から10人に増員された。その中の6人は煉功させないように24時間監視するために入れられた人である。一人の麻薬売買によって死刑を科された犯人は彼を“殺してやる”と脅していた。

前香港アメリカ商業連合会長、“対話基金”の創設者ヨーハン・カンさんは、中国で監禁されていた数十名の政治異見者を救出するために協力した。中国の刑務所制度を熟知しているヨーハン・カンさんの話によれば、通常中国で外国人を監禁する時、外国人専用の監房が使われる。 
 
国務院の報道官包潤石さんは7月18日の記者会見で次ぎのことを話した:アメリカ駐上海領事館は今週水曜日(7月16日)李さんに電話し、彼が刑務所で虐待されていたことが分かった。“我々はすでに刑務所の関連部門に抗議した。”同時に、アメリカ駐北京大使館とアメリカ駐上海領事館はそれぞれ中国外交部(外務省)と江蘇省にこの事件に注目するよう喚起した。