日本明慧


回顧文章:“610"の関係者へ:あなた達の組織は違法のものであり、あなた達の迫害行為は犯罪である

文/晗笑 

【明慧ネット7月18日】

全国の"610"の関係者へ: 

私は嘗て不法に監禁、労動教養されていた法輪功の学習者である。自分の命を大事にして欲しいために、私は真心を込めてあなた達に話そうと思う:心を澄ませて真剣に法輪大法のことを考えてみよう;全面的、客観的に検討してみれば、法輪功の真実が必ず分かるはずである。 

この三年の間に、数千万の法輪功学習者は我々を知ってもらうために政府にチャンスを与えた。だが、江沢民は政府の権力を乱用して、人類史上空前の災難を引き起こした。あなた達は法輪大法のネットサイトに発表した「全国公安警察への手紙」、「大法弟子から全大陸同胞への助言」、「各級党、政府の責任者への公開状」などの法輪功の真相を説明する文章を読んだことがあるかもしれない。若しこれらの事実を見てまだ納得できなければ、2002年3月長春市の大法弟子がテレビ放送を利用して放映した「法輪大法は世界に広がっている」、「天安門焼身自殺はでっち上げの事件である」などの録画を見て、江沢民が下した“容赦なく殺せ”の犯罪指令に対して怪しいと思わないか。そうでなければ、本当に江沢民と一緒に最後まで走っていくつもりか。江沢民は邪悪な目的を達成させるために、政府の権力を利用し、一億の国民を“敵”と看做して恣意に殺戮し、憲法を踏みにじって、国家と民族の形象を汚し、すでに許されない罪を犯している。

あなた達の多くは法律分野の関係者である。本来なら法律は正義の象徴であり、法律を執行する者は正義の使者であるはずだが、江沢民により国家が乱され、政府役人と匪賊が一体になって国民を任意に虐める時、あなた達は法律の手段を持って江沢民の邪悪な行為に抵抗すべきであるが、反って法律の尊厳を捨てて、江沢民の協力者になり、法輪功学習者に無実の罪を被せ、不法監禁したり、刑を科したりした……。これに対して、私はあなた達に助言したい:自分の未来のために良知と法律に基づいて物事を判断すべきである。

1、 江沢民集団が法輪功に押付けた“罪名”は、捏造されたもので、法律と事実の根拠はまったくない。法輪功は何か?どうして真善忍を圧制したがるのか?あなた達にもし良知がまだあるなら、ぜひこれらの問題を検討してほしい。

96年から98年まで、元公安部の幹部や老革命家は連名で数回に渡って、党中央と国務院及び関連機関に法輪功に関する調査報告を提出したことがある。98年の夏、国家体育総局も関連部門に委託して法輪功を調査した。調査の結果は、法輪功が国、社会、国民にもたらした素晴らしい事実により、各部門の責任者から悉く称賛された。98年の後半、喬石を始めとする全国人民代表大会の離退職の幹部たちは数回にわたり法輪功問題を深く調査、研究してから、党中央に提出した調査報告の中で“法輪功は国に対しても、国民に対しても百利があり、一害もなし”という結論を纏めた。 

李洪志先生はその素晴らしい教えによって各分野の専門家、教授、科学者、及び政府高官を含む一億の人々の信頼、尊敬を得られた。今50以上の国と地域の人々は法輪大法を修煉しているし、その信仰自由は各国政府の支持を得ている。また、たくさんの国から法輪大法及びその創始者に7百以上の褒賞が与えられた。これらの事実により法輪大法は正法であることが十分に証明されている。 

2、長春の大法弟子がテレビ放送を利用して国民に真相を説明したことについて 

江沢民集団は法輪功学習者に対して広範囲に、長期に、残酷に迫害しているにも拘らず、学習者たちは終始善の言動で対応してきた。拘置所、労動教養所、刑務所などにおいて、学習者たちは様々な体罰を受けながら、平和的、理性的な方式で法輪功の真実を説明してきた。3年来、数多くの学習者は不法に刑を科せられたり、残酷な体罰により傷つけられたり、身体に障害が残されたり、暴行により亡くなったり(千人ぐらい)したにも拘らず、暴力的な手段で反抗することは一度もなかった。また、たくさんの大法弟子は迫害により学校に行けなくなったり、職を失ったり、経済困難に陥ったり、家庭を壊滅されたり、家族が離散させられたりした。 

江沢民集団は暴力の手段で法輪功学習者の固い信仰を変えることができなかった。そして、今度“天安門焼身自殺事件”をでっち上げて、法輪功の真実を知らない人を騙そうとしていた。毎日のようにテレビ放送を利用して法輪功を誹謗中傷していた。 

法律を無視して法輪功学習者を迫害することや、無実の人々に傷害をあたえることは決して許されるべきではない。公民の言論自由と信仰自由は憲法によって保障されるべきである。一国民としては、この基本の権利を剥奪された場合、誰でも異議を唱える権利がある。一人の修煉者としては、宇宙の真理を迫害された時、無実の人々に危害を与えられた時、沈黙すべきではない。法律に従って、正義を求め、より多くの衆生を救い済度するために、我々はあらゆる平和的な方式で世人に真相を説明してきた。チラシ、垂れ幕、ビデオや録音テープなどの方式は決して言論自由の枠を超えていない。

よく考えてみて欲しい。もし法輪大法が迫害されなかったら、どうして“真相説明”の必要があるのか。公民の言論自由、信仰自由を圧制する凶暴な行為は、必ず我が民族に災難をもたらす事になる。 

3.“610"組織は違法の組織であり、あなた達の迫害行為は犯罪である。

610組織は江沢民個人の決定によって設立された臨時機構であり、法律の手続きや国家機関の認定を通っておらず、且つ、江沢民の指示に従い犯罪行為のみを行っているため、完全に違法の組織に違いない。あなた達は邪悪なものに利用されているため、将来あなた達の罪を肩代わりする人は誰一人としていない。

610組織はXX党の“人民に奉仕する”宗旨に違反して、国民に傷害を与えることばかりをしている。610組織は公安、検察、立法、司法の法律機構を凌駕し、恣意に法輪功学習者に拘留、労動教養、実刑などの罰を科している。610組織は法律の尊厳を踏み躙って、法律と人権を嘲弄している。江沢民が中国人民を虐殺する暴徒なら、610組織は暴徒の手中の刀である。 

1946年9月30日、国際法廷の裁判官はナチス犯罪集団の主要犯罪者への判決を宣告した。ヒトラーの秘密国家警察や親衛隊は全部不法組織と認定された。“ニュルンベルク裁判”の大量の資料からナチスの残酷な戦争犯罪は証明された。たくさんのナチスの責任者は処罰された。同時に、戦争に対する個人の責任を追求する法律原則は樹立された。610組織関係者の皆さん、あなた達は将来直面しなければならない結果を考えたことがあるか。善良な法輪功学習者を迫害するものは、その責任から逃れられるのか。善悪には必ず報いがある。これは変えられない天理である。 

無実の人を迫害する者は、“命令に従っただけ”と言い訳をしても、犯罪責任を逃れることはできない。当時、ナチス戦犯は何の法律手続きも通すことなく人を処刑していた。終戦後、ドイツ連邦法廷は親衛隊の共謀者を審理した結果:“当時の刑法に基づいて、彼らはヒトラーの残虐政策に抵抗する責任がある”という結論を出した。

あなた達は江沢民の“名誉を汚し、経済的に破壊し、肉体を消滅する”邪悪な指示を実行しているのではないか。同様に、この指示は何の法律的手続きも通っておらず、完全に違法のものである。あなた達はわが国の法律に基づいて江沢民の邪悪な指示に抵抗すべきではないか。
 
今世界中の多くの国や社会団体は法輪功への迫害をやめるように呼びかけている。ヨーロッパ議会、国際宗教協会、国際人権組織、国連などの国際機構、及びアメリカ、カナダ、フランスなどの国の指導者、政府役人、議員、科学専門家、社会の見識者らは、相次いで江沢民集団の残酷な迫害を非難し、中国人民に暴政に抵抗するように呼びかけている。江沢民はすでに4年連続世界のメディアに“十名の著名悪人”の一人に選ばれた。アムネスティインターナショナルも江沢民を“人権の暴徒”と選んだ。 
 
早く大法のホームページを開いて読んでみよう。そこには政府の宣伝の中に見られない法輪功の真実が載っている。古人には“兼ねて聞けば明白になり”という言い方がある。心を覆っているほこりを払って、歴史が与えてくれた最後のチャンスを掴もう。

(この文章は2002年7月2日に発表されたものである)