日本明慧


吉林省長春市九台飲馬河労働教養所での取材記(写真)

文/長春大法修煉者

【明慧ネット9月9日】私達が長春からずっと道を尋ねながら、興隆山を通って、いよいよ九台に着こうとする時、道行く人に教えてもらったとおり道を曲がるとすぐ労働教養所の塀と庭、建物が見えた。草花や樹木が多く、まるで花園のようだった。これは私達が吉林省(主に長春、吉林二つの市)の監獄、労働教養所に対する一連の取材での共通の特徴であった。彼らは海外の真相を知らない熱心な企業主及び一部の国内の企業主からの投資を悪用して江氏集団の統治機構を強化し、陰で金を着服し、背後の邪悪の行為を取り繕った。しかし物々しい鉄の門、高い塀、電流の通じている鉄条網、窓に設けられている嬰児さえ通れない鉄の柵から、その表がどんなに華やかであっても、その中の恐怖は隠せないということが自ずと分かる。言うまでもなくそこはもう一つの人間地獄である。

正念を持ち、私達は正正堂堂とオートバイに乗って労働教養所の監房周辺まで入って、写真を撮る目標を探した。監房の厚い鉄門はしっかり閉じられていて、またもう一つの塀があった。私達は中の塀に沿って歩きながら目標を探し始めた。後ろにあるビールとサイダー瓶用ビニール箱を製造する工場まで行った時、その工場で数年働いている従業員に逢った。私達はここに監禁されている友達に逢いに来たが、いつ逢えるか分からないと彼に話し掛けた。

法輪功の話をすると彼はとても興味を持ち、こう言った:“刑事犯は牢獄の外ではいくら横暴な振る舞いをしていても、その中に入ると怖くて行儀良くなる。しかし法輪功修煉者達は違って、彼らは決意が固く、屈服しない。私から見ると法輪功は消滅できない、いつでも名誉の回復ができる、中央に支持する人がいるでしょう。”私が:“法輪功は各階層に煉功する人がいる……”と答えると、彼は引き続きこう言った:“そうです。また教授も多いから。”私が:“大体何人くらいの法輪功修煉者が監禁されていますか?”と聞くと、彼は:“数百人でしょう。みな吉林省の人です。また多くの人は他の所に移されました。”と答えた。“彼らに働かせていますか?”と聞くと、“働いていますよ!誤解しないでください。ここに入ったらもう人間ではありませんよ。人として扱われませんから、まるで奴隷と同じですから。”私が:“でも法輪功は何も間違ったことをしてないでしょう。私が見たところではみなとてもよい人でした。これは彼らに無実の罪をきせていることですよ。”と言うと、彼は“テレビで演じる「焼身自殺」も法輪功を弾圧するために輿論を作ったに過ぎないのです。法輪功は決意が固いですよ(彼はこの言葉を何回も繰り返した。彼にとても深い印象を残したに違いない)、昨年仕事中一人が逃げました。また昨年の夏白山市から送られて来た法輪功修煉者ですが、来た時すでに病気に罹っているらしく、体があまりよくありませんでした。二日目に殴られて亡くなりました。彼の家族は耐えられるでしょうか?其の後彼の家族に二万元を支払い、当日夜勤の看守と彼を殴った犯人が逮捕されました。”“酷く殴られたのでしょうね。たった一日で亡くなるとは?”と私が言うと、彼は:“肋骨が折れて肺に刺さったのです。二人の看守は時間があまり経たないうちに何の咎も無くなり、人を殴り殺した犯人は無期懲役と裁決されました。するとその犯人は上訴し、看守の命令が無ければ、殴らなかったと訴えました。そこで仕方無く、二ヶ月前にその二人の看守をまた監禁しました。これはとても大きな反響を起こしました!この庭の外や中に貼った物や掛け物(邪悪を暴く内容の法輪大法のポスター類)を見てください。法輪功は消滅できません!(これも彼が度々言う言葉である)”

その後また他の二人に出逢い、この従業員からも聞き色々分かるようになった。素早く鉄の窓と鉄のゲートなどの写真を撮り、私達は労働教養所を去った。

写真に撮られた法輪

2003年8月22日、私達は吉林省女子労働教養所(通称長春黒嘴子労働教養所と呼ぶ)に撮影に行く時、労働教養所の付近で大法修煉者が貼った大法の真相ポスター三枚を写真に撮った。その中の一枚の画面左側に球状の回転する法輪が明らかに見える。当時日は山に沈んで辺りには光は無かったが、空はとても明るく、フラッシュしなくても、法輪はかなりはっきり写真に顕れた。天目が開いている人にはもっとはっきり見えるだろう。実際大法修煉者はみな知っている。更に多くの奇観が続々と顕れ、しかも遠くない将来、世間には人々を感心させるような奇観がまた顕れるだろうことを。(上の写真の左側を参照)