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北京の法輪功学習者方斌さんは正念で迫害を制止した

【明慧ネット8月26日】2001年6月12日、信仰の堅い法輪功学習者方斌さんが北京団和労働教養所に監禁された翌日、当労教所は詐欺の手段を使って、実情を知らない状態で彼に記者の取材を受けさせるように手配し、労教所の法輪功学習者に対する待遇を話させた。方斌さんは2002年年末、監禁の期限になり家に帰った後、このペテンについて既に徹底的にはっきり理解していた。彼の奥さん馮蘊青さんも法輪功学習者であり、2001年初め頃不法に一年半の労働教養を科された。二人には6歳の子供がおり、非常に利発でかわいく、両親が不法な迫害を受け、家庭の平和が壊された苦しみを体験した。家族が再度一緒になった後、また再び法輪大法を実証する大きな流れの中に入った。 

さらに大法を実証し、同時に出来るだけ速く損失を補うために、夫婦二人は迷っている学習者と常に交流し、多くの人を目覚めさせ、再び大法を修煉するよう援助した。しかし、彼らの慈悲は悪に隙に乗ぜられ、元新安労働教養所(現在北京女子労働教養所と言う)から放たれた二人のユダ(明慧ネットで暴き出したことがある)により悪党警察に密告された。2003年4月11日深夜、朝陽支局の警官が家に突然やって来て、馮さんを連行し、子供を一人だけ家に残した。家の中は団匪(団結した賊)のような警察に引っ掻き回された(明慧ネット4月28日報道を参照)。他の学習者を守るために、馮さんは警官に尋問されたが全てを一人で引き受け、最後に不法に二年の労働教養を科され、現在北京女子労働教養所に監禁されている。 

警官が不法に馮さんを連行した時、方斌さんはちょうど出張中であった。多くの学習者は彼に電話をし、この事件を伝えると同時に安全を確保するため家に帰らないほうがいいと勧めた。実は警官は彼を逮捕しようとしていたからである。彼は頭脳明晰で、冷静で、正念がとても堅かった。彼はこの全ては実際は旧勢力の按配であり、決して普通の人から加えられた迫害ではないことが分かっていた。一人の正々堂々とした法輪功学習者としてどのように対応するか?彼は学習者に以下のように語った:《2002年米国フィラデルフィア法会での説法》の中に「以前既に話しましたが、実は常人社会で起きた全ては今日においても、皆大法弟子の心によって促成されたのです。旧勢力が存在していますが、皆さんにその心がなければ、旧勢力も為す術はありません。正念が十分であれば、旧勢力もどうしようもありません」と先生はおっしゃった。邪悪は今私に向って来て、私は避けて通るわけにはいかない。《2002年ワシントンDC法会での説法》の中に先生はまたおっしゃった「問題が現れたところは、すなわち皆さんが真相を伝え、救い済度する必要のあるところです。困難にぶつかったらそれを避けて通ろうとしてはいけません。私たちに損失をもたらし、法を証明することに妨げがある時、それを避けずに、正面から真相を伝え生命を救い済度すべきです。これが大法弟子の慈悲であり、私たちが生命を救い済度しているということです。同時に、真相を伝える中で、多くの騙された人と誤解及び偏見を全部解決することができます。なんと言っても、中国で起きた今回の邪悪な迫害の中で、でっち上げの宣伝は衆生を惑わし、人をだます虚像をもって事実を覆い隠しました。真相を前にし、人々は皆よく考えるに違いありません。自分がどのようにこの全てに対処するかも人間自身の選択です」。それで彼は断固として家に帰った。 

朝陽支局のこの事件の担当者はちょうど彼を捜していた。口実を設け、彼を有罪として扱おうとしていた。彼は家に帰った後すぐ朝陽支局に向かった。主客転倒して、正々堂々と公安を問いただした:「あなた達は何の法律によって私の妻を連行し労働教養にしたのですか?中国では思想の中で何を信仰するか、何を信仰しないかで違法と判断する法律があるのですか?……」警官は答えられず、揚げ足も取れず、どうすることもできなかった。彼はその後また「610」、派出所、住民委員会等に行っては、:「私の妻はどうして不法に労働教養にされたのですか?」と問いただすと同時に、「労働教養所では人を眠らせず、多種類の手段、方法で体罰を加え、電気棒などで学習者を迫害する犯罪行為を行っている」と言った。事実を前にして彼らは返答に窮した。彼は「610」に:「あなた達は私の会社に手紙を書き、会社を恐喝して私を解雇させました。今私は失業しているし、妻もあなた達に労教所に監禁されて、これからどんなにして生活すればいいのですか?」と詰問した。「610」はあわてふためいてどうすることも出来ず、「会社を紹介してあげよう」と言うしかなかった。しかしここで諦めず、絶えず各政府部門に手紙を書いた。全国人民代表大会、政協から公安部部長、司法部部長、中華全国婦女連合会を含む北京、及び地方の各部門の責任者にまで、警官が妻を不法に労働教養させ、迫害によって自分が失業し、息子を世話する人がいないことなどを訴え、同時に彼自身は労教所で不法に虐待された事実も暴露した。今中国では彼のようなケースが多く、国、法律はどのように対応するか?また妻との面会は労教所に無残に拒絶された。問題が現れる度に彼は絶えずそれぞれの部門へ陳述する。合わせて既に百通以上の手紙を出した。朝陽区まで戻された手紙もあり、警官、「610」はまた彼を呼び出し、彼は一層正々堂々と事実、道理を説明した。そのため最後には、警官、「610」は彼を見たり、彼の電話を受けたりすると頭が痛くなり、出来るだけ彼を避けた。ある人は彼に「本当におかしい、今度あなたを逮捕しようとしたのに、どうして出来なかったのか?」と話した。ある人は「あなたはいつ奥さんのために訴訟を起こすのですか?私達は必ず応援します。あなたを支持しているから。」と伝えてきた。