江氏による邪悪な迫害がなければ、CATV電波ジャックはあるはずがない(上)
2003年11月4日 文/林展翔、鄭岩雄
【明慧ネット2003年11月4日】長春のテレビ電波ジャック事件の後、全国各地でテレビ電波ジャック事件が断続的に発生し、法輪功を残酷に弾圧する各種の犯罪行為が暴露された。この影響は大きく、広範囲に渡り真相を明らかにした。当然のことながら、江沢民氏は非常に恐れ、厳しい追求をすると共に、デマを流し人々の見聞を混乱させることを企んだ。この一連のテレビ電波ジャックは、各方面に注目されているが、この現象の出現は偶然ではない。
* 「テレビ電波ジャック」のはじまり
2002年3月5日、テレビ放送の視聴がピークとなっている19時、吉林省長春市のテレビ網は、法輪功真相のドキュメンタリーを放送し、それは切れ間無く40〜50分間続いた。直ちに長春は騒然となり、中国大陸全土に大きな影響を及ぼした。法輪功迫害の首謀者である江沢民氏は、憎み、恐れると共に激怒し、このテレビ電波ジャックに関係した法輪功学習者を「絶対に許さず殺害する」と命令を下した。長春市の法輪功学習者である劉成軍さんら18人が逮捕され、厳しい刑罰を処された。さらに4,000名余りの長春の法輪功学習者も巻き添えを受け、連行され、逮捕され、各種の苦難をかされ、虐待された。貴重な生命を奪われた学習者もいる。
* 正常な社会の法律を認めるが、「テレビ電波ジャック」はやむを得ない選択である
法輪功は“真・善・忍”を修煉の原則としている。迫害を受けて4年以来、数多くの海外の法輪功学習者が国際社会に呼びかけ、陳情することにより、法輪功の平和的で辛抱強いというイメージが知れ渡って来た。平和で正常な生活環境の下であれば、“テレビ電波ジャック”のような非常手段ではなく、法律に基づき、陳情や対話するといった合理的手段により、真相を伝えるべきであるとわたし達も思っていた。
正常で開放された一定の言論自由を有する社会、法輪功を迫害する前の中国大陸を含み、法輪功学習者(法輪功学習者を自称しているが、法輪功の名誉を毀損するようなことをする人は除く)は、皆社会に認められた“規律と法を遵守する”よい公民である。それは、日常生活、仕事と学習の中で、“真・善・忍”に基づいて自分を要求したためである。もし、99年以来の残酷な迫害がなければ、すべての正常な情報と言論のルートが非情にも不当に断ち切られなければ、逮捕され、残虐な拷問をされ、刑罰を下される危険を冒して、他人の名誉を回復し、他人が迫害を受け、虚言によるペテンにかけないために、立ち上がって真相を話す人は、いないのではなかろうか?
* 江氏による邪悪な迫害がなければ、テレビ電波ジャックはあるはずがない
江氏政権による法輪功への言われ無き迫害は、国内外の法輪功学習者が立ち向い真相を伝える(テレビ電波ジャックを含む)根本的な原因である。
法輪功は1992年一般に公開されて以来、その病気治療と健康保持の効果のより、学習者の人数は短時間で激増した。法輪功はいかなる政治的目的が無いもかかわらず、江氏は嫉妬と保身への思い入れにより、1999年7月、中国憲法における信仰の自由と陳情の権力などに関する規定に平然と違反し、個人の意志と権力により法律と政府決定に取って代わり、国の莫大な資金を流用し、数千万人の法輪功学習者に対し、“名誉毀損・経済的制裁・肉体消滅”という政策で迫害を始めた。
* 法律の出発点は公正と正義である
西側諸国の法律家は、かつて「政治と道義の角度から、法輪功学習者は支持を受けるべきだが、法律の角度から言うと、“テレビ電波ジャック”は違法であった、現代の法律の体系の自身には手落ちがあるが、私達は中国政府の非難告発についてどうすることもできない」と語った。これは、法律の体系を作り上げる出発点を忘れ、本末を転倒したことである。
江氏が法輪功に対して、いかなる法律に従ったことがないことは後にして、江氏の“迫害であれば合法である”のような“法律の決まり”も討論していない。法律の出発点は公正と正義で、社会の公と義、合理的な社会の秩序と人類の道徳と良知を守るために作り上げ、存在したものである。もし、法律の手落ちが、人類の良知を迫害し、社会の安定を危害する凶悪者に利用されることを、法曹界の専門関係者らが自由に任せるようであれば、それは法律を自由に公正と正義を破壊する道具にさせるのと同じではないか?
(続く)
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