パトカーで護送中“大法は良いものだ”の叫び声がサイレンをしのいで遥かな空の果てまで響き渡った
文章/遼寧省大法学習者
【明慧ネット2003年11月15日】2001年4月18日、私は天安門で横断幕を広げたことで不法逮捕され、北京天安門派出所に監禁されました。派出所には各地から来た大法を実証する学習者計8名が不法監禁されていました。悪党警察に暴力を振るわれた人、両手を腰掛に手錠で掛けられた人、そして連夜に亘って尋問された人達がいました。こんなことをされても、誰一人自分の名前や住所を言う人はいません。皆が善意を持って真相を伝えることに尽力していました。と同時に集団でハンストをし、自分たちが不法監禁されたことに対して抗議をし、無条件で釈放するように要求しました。
夕方頃に私達は北京石景山拘置所へ強制的に移送されました。前方で先導するパトカーはサイレンを鳴らし、パトカーの赤色灯をピコピコ光らせながら、後方のもう一台が私達の車を真ん中に挟んだ形で走っていました。パトカーが発車してから私は車内の淀んだ空気を払おうと、窓を開けました。窓の外側は鉄の柵が巡らされていました。その時、私の横に座っていた男性学習者が急に窓の外にいる人達に向かって“法輪大法は良いものだ!”と叫びました。私はこれも真相を伝える最高の機会ではないかと思い、夢から目覚めたかのように、彼の後について“法輪大法は良いものだ!”と叫びました。その時、車の反対側にいた他の学習者達も次々窓を開け、“法輪大法は良いものだ!”、“法輪大法は正法なのだ”、“偉大なる師父に潔白を返せ”、“法輪大法に潔白を返せ!”と叫びました。私達の声は澄んでいて良く響き、遥かな空の果てまで響き渡りました。夕方の北京は未だ沢山のお年寄りが道端に、歩道に、公園にいました。皆がピクッとして目を大きく見開き、耳を傾けていました。そして、前にいる警察が大声で汚い言葉で罵り始め、私達を黙らせようとしました。警察の座席と私達の間は鉄の柵で隔てられているので、彼らはこちら側に来られないことは分かっています。私達は彼らを無視して叫び続けました。彼らは脅迫したが、暫く経ってから黙ってしまいました。
天安門派出所から石景山拘置所までの約一時間の間、私達は叫び続けました。学習者たちは何日もハンストしているにも拘らず、誰一人疲れを感じませんでした。誰一人止めようとしませんでした。全く恐怖を感じることもなく、また全く雑念がありませんでした。皆が大法を実証することによって、神聖且つ厳粛な雰囲気に深く浸っていました。
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