(明慧日本)2001年天安門焼身自殺を分析した映画「偽火」(False Fire)が、“第51回コロンバス国際映画テレビの日の栄譽賞”を受賞した。この映画は北アメリカにある「新唐人」という非営利の民間中国語テレビ放送局により製作された。授賞式は11月8日オハイオ洲コロンバス市のコロンバス芸術設計学院のカンサーセンターで行なわれた。
「偽火」DVDの表紙 |
2001年1月23日、数人が北京天安門広場で焼身自殺したが、中年女性一人がその場で死亡し、他の人は酷いやけどをし、その中には少女一人もいた。中国政府筋のマスコミは速やかにこの焼身自殺事件を報道し、“焼身自殺者は法輪功学習者だ”と一言のもとに断言した。引き続き、全世界に向けて焼身自殺事件を盛んに宣伝し、人々に法輪功を嫌悪させようとした。
しかし、中央テレビ局の宣伝番組を見て、人々は多くの不自然な疑問点を発見した。正義を主張し、人権保護を目的とした新唐人のテレビ製作者は、これらの疑問点を映画「偽火」として系統的に分析した。それによって、天安門焼身自殺事件は中国江氏政府が法輪功を汚し、法輪功を弾圧するための捏造事件である事を明らかにした。
社会問題、教育、人文記録映画を主とし、記録映画領域で有名な“コロンバス国際映画テレビの日”は52年の歴史を持っており、今年はアメリカ、カナダ、ヨーロッパ、印度などから参加した200以上のマスコミや独立映画製作者が、600部以上の映画を出品した。第二次世界大戦時、アメリカ軍隊のユダヤ人兵士がナチス捕虜収容所で迫害を受けた事件を題材とした映画が“映画テレビ日”の大賞—“クリス賞”を受賞した。新唐人テレビ局が出品したもう一つの映画は、中国人芸術家が公共芸術によってアメリカの黒人社会を改善する映画—“葉蕾蕾の伝奇”が、銅賞を受賞した。