ホームレスの老人が報われた
2003年11月11日 文/日本法輪功学習者
【明慧ネット2003年11月11日】大阪に来る観光客はほとんど大阪城公園を観光する。大阪城公園煉功場の責任者である鷺島さんは、数年来晴雨にかかわらず、中断する事無く公園で法を学び、煉功し、真相を伝えてきた。ある日、彼女は真相資料を1人のホームレスの老人に渡した。それからこの老人は鷺島さんのことが気掛りになった。毎日鷺島さんは、時にはご主人と一緒に、重い看板、新聞を背負って、また発電機、テレビ、ビデオなどの器材も持って来て、中国語のビデオを流すこともあり、とても大変である。この老人は好奇心で自発的に鷺島さん夫婦を手伝って大法の看板、資料、新聞を運んであげた。彼は法輪大法と中国大陸にいる法輪功修煉者が迫害を受けている真相を次第に知るようになり、観光地で世間の人々に真相をはっきりと説明することがいかに重要なことであるかが分かってきた。
鷺島さんはよく老人に食べ物やその他の物を持ってきてあげたり、また大法の法理と自分の感想を話したりした。老人はそれから “真・善・忍”という三つの字をしっかり心の中に刻み、この善良で剛毅な大法学習者を手伝うことを密かに決意した。これはその後何年も続いた。
2003年8月のある日、日本政府の福祉担当者が、老人の所に尋ねて来て、彼のために用意した新居に引っ越すように伝えた。その上、毎月生活費として12万円ぐらいを支給すると言った。老人はこれを聞いて、なかなか信じられず、これは夢ではないかと考えた。彼は正式な通知を受けた後、とても喜んで、すぐ鷺島さんに伝えた。家がなくて、放浪している人が大勢いるのに、どうして私はこんなに幸運なのだろうかと老人は理解できなかったが、鷺島さんは「たぶんあなたは大法の事をしたので福が報いられたのでしょう」と笑って言った。彼は、「そうですね、今体も丈夫になったし、自分の家も持つようになった」と頷いた。彼は誰に会っても「法輪大法は本当に非常に不思議で、大法のことをすれば福で報いられる」と話しかける 。老人が先生に感謝し、大法に感謝する気持ちは言葉では言い表せない。
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